Fuji Rumorsに、9月に登場すると予想されている「X-H2」のネイティブの最低感度に関する噂が掲載されています。
・RUMOR: Fujifilm X-H2 with Native ISO 125
- 以前に、富士フイルムX-H2は新たにより低いネイティブISO感度を採用すると報告したが、現在、我々はX-H2の新しいネイティブの最低ISO感度がISO125になるのが確実だと言うことができる。
先月に、X-H2とX-T5では、ベースISO感度がこれまでのISO160から引き下げられるという噂が流れていましたが、どうやらX-H2のベースISO感度はISO125という裏付けが取れたようですね。今後登場する4000万画素センサーを採用する機種では、ベースISO感度は全てISO125になる可能性が高そうです。
ベースISO感度が低いと、明るい場所で大きくボカして撮影したい場合や意図的にブラして撮影したい場合などで有利になりますね。
j.kono
フイルム時代から写真を本格的に撮ってる方は
Asa.ISO100を基本にしていたので富士フイルムの
次回機種から100に戻して欲しいですね
X-T4使い
最低感度下がるとダイナミックレンジ拡大するから画質よくなりそう。
ニコンのISO64の機種とか、同じセンサーのソニーよりダイナミックレンジ広いし。
KJ
20年前にデジタル一眼レフを使い出した頃はISO200からで
感度拡張で100にすると偽色が出たり弊害が生じるので
NDフィルター(まだフィルム時代のコダックのゼラチンフィルターや
富士のアセテートベースのフィルターを多く使っていました)で
絞り過ぎになるのを抑えていたので、いまだにISO64とか使わずにいますが
低感度が使える機種がレンジが広いのは低感度が使えるからなのでしょうか?。
感度が幅広く使えるのは良い事ですが低感度に拘って三脚に縛られるより
手ぶれ補正もあるし感度を上げて手持ちで撮りたいです。
g
ベース感度を下げるということは、センサーの素性は良さそうです。
明るい場所で開けて撮れるのは利点になりますね。
一方、高画素だと暗い状況でどうなりますでしょうか?
H2sの積層とH2の高画素、どちらが画素レベルでの品質が良いのか興味深いです。
私はプリントしますので、同サイズで見るなら高画素のH2が諧調表現は上だと予想しています。
イーグレットヘロン
X-T4使いさんのコメントで、
初心者ユーザーさんたちが勘違いしないように補足すると、
ベース感度200などの機種でISOを下げる減感度で撮影するとダイナミックレンジは逆にさがるので、
ベース感度が下がるとダイナミックレンジが上がる?というのは、
あくまでも「ベース感度」のコメントなので誤解されませんように…。
ベース感度が下がる仕組みをググってみたところ、
「マイクロレンズの集光効率とかカラーフィルターの透過率とかアナログアンプの性能とかDACの精度などいろんな要素によって…」
とのことで、
ただ、マイクロレンズやカラーフィルターでISOを下げると高感度が上がらなくなっちゃうので、
X-H2のセンサーはアンプなどロジスティックな部分で実現したのでしょうか…。
もとのソニーセンサーから、かなりの部分でカスタマイズが入るという事は、X-H2の値段も高めになるのかな?
自分は、メインで撮ってるのが朝焼け夕焼けで、画素ピッチの広い低画素センサーの方がコッテリとした、色の深い絵になりやすく、
ハーフND使った風景も少なく、
A3ノビまでしか銀塩プリントしないため、低画素センサーのカメラが好み
(スズメを撮る時は高画素が欲しい悩みはありますが)
なので、4000千万画素の吐き出す絵はどれだけ解像するのかの興味
(今までのポップコーン現象がどれだけ解消されるのか)と、
将来、X-E系を購入予定ではありますので、どのセンサーが下位機種に降りてくるか注視しております。
甘党
ベース感度が下がるのは嬉しいですが、どうせなら100まで行って欲しかったです。
今でも160は中途半端なので、私はあえて200を使うことが多いです。
センサー本体のダイナミックレンジと写真のダイナミックレンジは分けて考えなくてはなりませんが、今回はセンサーのダイナミックレンジが向上したことで、ベースISO感度を落としても写真のダイナミックレンジが従来と同等以上を実現出来たのだと思われます。
富士フイルムのダイナミックレンジ拡張機能などもそうですが、写真のダイナミックレンジはISO感度が上がるほど上げやすいです。
露出アンダーで撮影して、後からRAW現像時にハイライトの白飛びを抑えながら写真全体の明るさを持ち上げるのと同じ理屈で、感度が高ければ、最初から白飛びを抑えながら写真の明るさを持ち上げて撮影することが出来ます。
海外サイトで、各カメラのダイナミックレンジ測定結果のグラフがありますが、あれはセンサーのダイナミックレンジの測定結果であって、出力される写真のダイナミックレンジでは無いですね。
例えばX-T3の結果を見ればベースのISO160も拡張時の80も大差ないように見えますが、実際の撮影では、同じ露出で撮影すればISO80の方が白飛びが顕著に現れます。