富士フイルムが「GF20-35mmF4 R WR」を正式発表

富士フイルムが、GFX用の広角ズーム「GF20-35mmF4 R WR」を正式に発表しています。

･「フジノンレンズ GF20-35mmF4 R WR」新発売

  • 富士フイルム株式会社は、「フジノンレンズ GF20-35mmF4 R WR」を2022年9月29日に発売する。価格は税込40万3700円。
  • 非球面レンズ・EDレンズ計7枚を採用した10群14枚のレンズ構成により、歪曲収差や色収差などを抑制し高い解像性能を発揮。大きく取り入れた背景に映る情報を余すことなく、高精細に描写。
  • 独自開発のナノGIコーティング技術により、レンズに入射する光の屈折率を緩やかにコントロールすることで光の反射を抑制。さらに、曲率が大きい凹レンズ面にレンズの膜厚を均一化する特殊コーティングも施し、広角レンズ特有のゴースト・フレアを低減。
  • レンズ構成を最適化するとともに、ミラーレスデジタルカメラのショートフランジバックを最大限活用。焦点距離全域で開放F値4の明るさを持つ超広角ズームレンズながら、質量約725g・長さ約112.5mmの小型軽量化を実現。
  • レンズの全長が一定になるインナーズームを採用。
  • 鏡筒の12か所にシーリングを施した防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用。

fujifilm_GF20-35mmF4RWR_of_001.jpgこれまでGFXのレンズシステムには広角ズームがなく、単焦点も23mmまでで超広角域が弱かったですが、このレンズの登場で撮影できる範囲が大きく広がりますね。風景や建築物等を撮影する方には待望のレンズになりそうです。スペックの割りに比較的軽量コンパクトで、またインナーズームで伸びないので使い勝手もよさそうです。