ライカの中判ミラーレスカメラは2025年に投入予定、EVF搭載のMは「需要があれば検討する」

Leica Rumorsで、ライカ副社長のStefan Daniel氏のいくつかの興味深いコメントが紹介されています。

Extremely interesting comments from Stefan Daniel

  • ライカ副社長のステファンダニエルが10月14日にLeica Society Internationalのメンバーに講演を行っており、非常に興味深い発言をしている。以下はその要約だ。

  • ライカCLシステムは死んだ(※原文では「SL」になっていますがこれは誤記で、大元の記事では「CL」になっています)。
  • ライカの中判ミラーレスカメラは2025年に生産する予定。
  • ライカの新しいフィルムカメラは神話ではない。
  • Mシステムへのボディ内手ブレ補正の搭載は、ボディサイズによる制約で見通しが立たない。
  • EVF搭載のライカMについて:ステファンは「もし需要があればライカはEVF付きのMの製造を検討する」と発言して聴衆を驚かせた。そのような決断をするために必要な販売台数を尋ねられた彼は「数千台」と推定している。
  • ライカQ3が登場する:Q3の発売時期に関してステファンは明らかに予測できなかった。しかし、Qに焦点距離の長いレンズ(フォーラムでは50mmが議論されている)を搭載する可能性について尋ねられると、ステファンは謎めいた笑みを浮かべて「よく聞かれる質問だ」と述べ、明確に否定しなかった。これはかなり意外なことだ。

 

何度か噂が流れているEVF搭載のMですが、数千台売れる見通しがつけば検討するということなので、製品化される可能性は結構ありそうですね。

中判ミラーレスカメラ参入に関しては、2025年に生産開始の予定と明言しているので、これは確定と見てよさそうです。ライカの中判カメラは、そう遠くないうちにSシステムから新しいミラーレスシステムに移行することになりそうです。

また、ライカQシリーズに50mmの派生モデルが欲しいという声は以前からありましたが、このようなモデルが本当に実現するのか興味深いところですね。