ITmedia NEWSに、カメラ市場の動向に関する記事が掲載されています。
・カメラメーカー、AI照準・動画強化......高級機種に活路 単価3倍に
- カメラメーカーが、レンズ交換が可能なミラーレスカメラの高級機種を投入している。スマートフォンのカメラ機能の高性能化などでデジタルカメラ市場が苦境の中、スマホのカメラに満足できない写真愛好家やプロ向けを狙う。数十万円もする高額な機種も相次いで登場しており、メーカー各社は高画質な撮影を追求できることをウリに販路を広げたい考えだ。
- カメラ映像機器工業会によると、08年には1100万台以上あったデジカメの国内向け出荷数量もスマホの普及で減少し続け、21年の出荷数量は約110万台と10分の1程度に落ち込んだ。一方、レンズ交換式のデジカメの国内向け出荷の平均単価は16年から右肩上がりの状態で、22年1~9月の累計では10万3170円と大台を突破した。
- 特にカメラ内部のミラーを省いた小型で軽量なミラーレスカメラは堅調に推移。21年の平均単価はミラーレスカメラの統計を開始した12年から3倍近くの9万2000円に上昇した。背景にはスマホで写真撮影が身近なものとなり、目の肥えたユーザーが高性能のデジカメを求める傾向があるとみられる。
最近はレンズ交換式カメラのエントリーモデルが少なくなっていて、m4/3、APS-C、フルサイズいずれも高価なミドル~ハイエンドの機種が売れ筋の製品になっているので、一昔前と比べるとカメラの価格が急上昇しているのも納得できますね。今後もこの傾向が続いてカメラの価格が上がっていくと、単体のカメラは一部の趣味層だけのものになってしまいそうですが、どうなることでしょうか。
朔
10年前、平均単価が4万ってことはそれ以下の価格で何かしら買えたのかっという驚きがありますね。そんなに安い機種あったっけな汗
初めて買った一眼レフはエントリー機のKissデジNでしたが18-55mm付きで12万だったので個人的には元の価格帯に戻った気はします。
性能から言えばずっと安すぎたんじゃないかな。(まぁ40万クラス越えのは高すぎるとは思いますが。)
ソングさん
昔は、中級一眼レフα507とか、定価7万5千円とか。
それに標準+望遠のシグマorトキナーorタムロンのダブルズームがついて9万9千800円とか、そういうものが量販店でボーナス時期に売れていましたよね。
この値段はサラリーマンが自分の小遣いで買う気になる限度額っぽかった。
私はα7RVが、50万もするから買えなくて、悲しいので沈んでいます
bunchousann
初めての一眼は、オリンパスのE-PL6ダブルズームキット。モデル末期ということもありましたが、2015年のキタムラの新春福袋で4万円でした(笑)。
モコ太
Snapdragon 8 Gen 2の発表を見て、デジカメはどんどん厳しくなるんだろうなと思いました。
数年前までE-M10 Mark3のダブルズームキットが5万円で買えたのが夢みたいです。
スナッキー
5万のレンズ買うのにすごく悩んで買ったと記憶してます。
中古も含め色々有って吟味するのも楽しかった。
今は高画素化して古いレンズの意義が乏しくなり、レンズも資産と言われなくなって久しい気がします。
フイルムカメラの頃の一部の道楽趣味に戻るのですかね。
(家に暗室あるのが割と普通だったあの頃)
それだとデジタルになった分、メーカーもやってけるのかは疑問ですが。
僕は軽い素敵なカメラが出るなら買おうかな?と思うくらいになりました。
とん
NIKONやキヤノンの大三元なんて今と比べたら安かったですね。
24-70が15万、70-200が18万くらいで買った記憶があります。85mmのf1.4は13万くらいだったかな。
円安ですし、材料費や半導体の不足、ロシアウクライナ問題での製造コスト増もあり仕方ないですが、仮に全て落ち着いても価格は下がらないのではないでしょうか?
アキオ
カメラもレンズもドンドン高性能&高価格にシフトせざるを得ない環境に成っている、スマホと明らかに違う高性能を求めざるを得なくなったのと、現在の円安等を原因とするインフレが重なっているのだろう、高価ゆえに生産台数も減少してるので益々高額に成らなければ利益を生まなくなっている、悪い循環に陥っている、ピュアオーディオに似てきてしまった、今の性能を必要とするのはごく少数だろうから一般の人のカメラ離れは今後ますます進むと思う、機械式時計やM型ライカの様な高性能より持つ喜びを突き詰めるのも一つの手かもしれない。
老新星
自分ごとですが、12歳からペンタックスSP,大学入ってミノルタXとオリンパス OM-1
その後80年台はアルファ7000,90年台はキャノンEos1,デジタルになってD-1HスタートでD70,100,500,780 aその間ペンタistD,DS,DS2懐かしい? フジX-E2 D5500,近年はE-M1xなど渉り歩いてきています。でもプロじゃないし技能が低いので、新機種の記事を見ても高性能すぎて使いこなせそうになく、憧れて上を向こうとすると価格が高いし、マウント替えせざるを得ませんので、壊れなければもうこのまま行こうかと思っています。だんだんカメラを買わなくなる傾向になりました。
でも、なかなか誘惑もあって悩ましい。レンズの方に回しています。
α
売れ無いから単価上げて利益確保しないとダメだからね。
10年前ミラーレスが出始めたの頃、初めてNEX-5ヨドバシカメラで買ったけどダブルズームレンズキットが5万ポイント10%でしたからね。
今では考えられない。
みけ
需要が減れば、単価を上げざるを得ないのは、市場経済の宿命だから、受け入れざるを得ないですね。
心配なのは、エントリー機種がないと新規のカメラユーザーを確保しにくくなる点。今は中古市場で安い中古カメラも出回っているので、いずれ、初心者は旧式のハイエンドカメラを中古で買ってくださいってことになるのでしょうか?
個人的には、OLYMPUS PEN epl6のダブルズームキットが、実質カメラ代タダでズームレンズ2本買えます、みたいな価格でAmazonで売られていた時代が懐かしいです。(ただ、そんな売られ方がカメラメーカーの財務状況を悪くしていって、いまの状態があるのかもしれませんが…)
X7ユーザー
レンズ込みで10万円を越えるようだと新規の人は入って来にくいのではと思います。一眼のカメラを買うのはすでに一眼のカメラを持っている人だけになり、カメラで写真を撮る、という文化はオーディオと同様に消えていくのかもしれません。
小さくて軽いカメラが好きなのですが、新製品は大きくて重くて高価なものが大半。残念です。
X7ユーザー
連投すみません。
資料が無いので憶測で書きますが、もしかしたら、レンズ交換式のカメラを多くの人が使っていたというのは実は結構最近の出来事で、気に病むことでは無いのかも。スマホがこれだけ普及しているので、レンズ交換式のカメラが無くなっても、写真を楽しむこと自体は無くならないですね。
とろ
学生時代にNIKON D40のレンズキットを49800円で購入しました。初めてレンズキット10万円を超えたのはSONY α55のダブルズームレンズキットで入社一年目の私には清水の舞台から飛び降りるくらいの大金でした。その後、型落ちのEOS-Mのレンズキットを29800円で購入した記憶がありますが、そこからカメラの購入金額は鰻登りに増えていきました。
当時は大の大人なら一眼レフの1台くらいは持っていて、旅行や子供の運動会の撮影をするというイメージが有りましたが、その役目は見事にスマホに置き換わりましたね、そりゃエントリー機が売れなくなるはずです。
ただ、型落ちエントリー機の投げ売りは無くなりましたが、そこまで極端にカメラが高額になったと言う気もしません。確かにジリジリの値上げはされていますが、今でもAPS-CやMFTなら10万円でレンズキットを購入出来ますし、10年前に比べ性能も格段に良くなっています。
カジヤ タロウ
記憶が確かなら、キヤノンは11-24/F4とか5D4あたりでいち早く価格帯上げてきて
、小生には高値(←)の華となりました。
まあ適正価格というのは生産者も消費者も大事なのでしょうがないのですが、F社やL社のように写真と遠い市場経済で高騰してしまうのにはただただ残念です。
ken
古い話ですが
Canon F-1 109,000円がNewF-1 149,000円になった時、愕然となりました。
旧F-1のつもりでコツコツ貯金していた中坊だったので。。
(新型なので値引きも少なく。。)
まあF3が139,000円だったので適正な価格ですよね。
撮影会社に就職した時、CanonからNikonに変え
FE2、35mm、50mm、85mm、105mm、(FM2は友人から購入)、サンパックストロボを初任給+αで購入した記憶があります。
今なら初任給ではカメラ1台すら買えないかも?
英國紳士
A5000のダブルズームキットが4万円台中半で購入出来てました。
今思えば、レンズ代差し引いたら、ボディ代っていくらなんだろうって(笑)
ボディはあげちゃいましたが、レンズは今でもたまにZV-E10につけて使ってます。
いやぁ、高くなりましたね(^_^;)