Kodakがコンパクトカメラ市場で躍進、メーカー別販売台数シェアで首位に

BCN+Rに、最近のコンパクトカメラ市場の動向に関する記事が掲載されています。

コンデジ市場で躍進する意外なメーカー、販売台数は2年足らずで7倍超に

  • スマートフォンの普及で規模の縮小が続いているコンパクトデジカメ市場。そんな中、かつて世界的なフィルムメーカーとして名を馳せたKODAKのブランドを冠する製品が意外な躍進を遂げている。
  • 21年は5%前後で推移していたKODAKのシェアは、じわじわと増加していき、22年3月に9.7%まで上昇。11月には過去最高の24.7%を記録し、初めてメーカーシェアで首位を獲得した。

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  • KODAK躍進の理由は平均単価の安さだ。キヤノンやソニーなどの上位メーカーは直近の平均単価は3万円から4万円前後だ。一方KODAKは、1万円から1万5000円のモデルを展開。販売台数は2年余りで7倍超まで膨らんだ。

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最近は国内のカメラメーカーの新製品が少なくあまり注目されなくなっているコンデジ市場ですが、コダックが販売台数シェアトップを獲得するほど躍進しているとは知りませんでした。

コダックのコンパクトカメラは低価格が売りのようで、国内カメラメーカーの製品に比べると圧倒的に単価が安くなっていますが、低価格コンデジは利益がでないために国内カメラメーカーの多くが撤退または規模を縮小している市場なので、コダックは利益が出ているのか気になるところです。