BCNが、全国の主要販売店の2022年の販売台数を基に集計した「BCN AWARD 2023」を発表しています。
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デジタルカメラ レンズ一体型 部門 (※カッコ内は昨年のシェアです)
1位 ソニー:シェア22.1%(23.1%)
2位 キヤノン:シェア18.0%(34.01%)
3位 富士フイルム:シェア17.1%(11.6%)デジタルカメラ 一眼レフ 部門
1位 キヤノン:シェア76.8%(59.8%)
2位 ニコン:シェア17.2%(33.9%)
3位 リコーイメージング:シェア5.7%(5.8%)デジタルカメラ ミラーレス一眼 部門
1位 キヤノン:シェア31.7%(28.2%)
2位 ソニー:シェア29.4%(32.0%)
3位 OMデジタルソリューションズ:シェア14.3%(12.7%)デジタルビデオカメラ部門
1位 パナソニック:シェア42.4%(43.6%)
2位 ソニー:シェア34.7%(26.3%)
3位 DJI:シェア9.4%(11.2%)アクションカメラ部門
1位 GoPro:シェア57.7%(70.4%)
2位 DJI:シェア20.5%(5.3%)
3位 Shenzhen Arashi Vision:シェア7.9%( - )
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交換レンズ部門(※カッコ内は昨年のシェアです)
1位 ソニー:シェア16.4%(17.2%)
2位 キヤノン:シェア15.9%(17.6%)
3位 シグマ:シェア14.5%(12.6%)三脚・一脚部門
1位 ハクバ写真産業:シェア30.9%(29.1%)
2位 Videndum Media Solutions:シェア15.1%(15.5%)
3位 スリック:シェア14.4%(12.6%)カメラケース・バッグ部門
1位 ハクバ写真産業:シェア41.0%(33.3%)
2位 エレコム:シェア17.5%(18.8%)
3位 エツミ:シェア5.9%( - )
2022年のデジタルカメラのシェアは、レンズ一体型ではソニーがキヤノンを追い越し1位になっていますが、ミラーレス部門では逆にキヤノンがソニーを追い越して1位となっています。
キヤノンはレンズ一体型では大きくシェアを落としていますが、ミラーレスと一眼レフではシェアを上げているようで、特に一眼レフの上昇幅は非常に大きくなっています。また、ソニーはレンズ一体型とミラーレスのいずれも若干シェアを落としているようです。ニコンは一眼レフのシェアが半減していますね。
交換レンズではソニーがキヤノンを上回り1位になりましたが、その差は小さく、昨年同様に両社のシェアはいい勝負ですね。シグマは2%近くシェアを上げており、ますます存在感を増しているという印象です。
諒
これからはCanonとSONYの二強ですね。
swing
一眼レフのシェア変動は、ニコンの撤退がいかに急速か、という事なのでしょうね。
逆にコンデジのシェアは、キヤノンが撤退基調なのが効いていそう。
ビデオカメラは完全に枯れたように見えますが、DJIってもしかしてOZMO Pocketだけでこれだけシェア取ってるの??
そしてアクションカムは安定のGoProですね。ここに日本メーカーが居ないのが寂しい。ソニーのRX0はアクションカムじゃないしなぁ…。
主戦場のミラーレスですが、OMDSが頑張ってるのが意外でした。BCN店頭だと未だ強いのだろうか。
こうして見ると、ミラーレスとアクションカム以外は枯れたジャンルになってしまってますね。ちょっと寂しい。
コンデジのランキング、今年辺りはKodakとか入ってくるのかな…。枯れてるだけに、撤退で大入れ代えとかもあるかもしれませんね。
カタスマー
レンズ一体型はチェキ系統も含むんですよね??それなら富士フイルムの躍進は納得です。
一眼レフに関してはニコンがエントリー機をやめたので妥当な結果かな(欲を言えばもう少しペンタックスに頑張って欲しい)と思います。
そして渦中のミラーレスは流石キヤノンと言ったところでしょうか。
4位以下のランキングや金額ベースのランキングも気になりますね。
ジェラ
一体型は市場をみてももうソニーやキヤノンも徐々に撤退の流れでしょうから、数年後にはKodakと富士フイルムが全く違う方向性でランキングを争ってるかもしれない。
一眼レフはニコンが落としたシェアがまんまキヤノンになってる形で、縮小しつつもここに来て割とキヤノンは美味しいのかな、と。
ミラーレスはマウント別ならEが1位なのは間違いないので、RF一本化が既定路線となっているキヤノンが今後いかにEF-MからRFに移行させるかが注目かな。
こーなん
一眼レフキヤノンの76.8%って凄いですね
年々台数は出なくなっていくんだろうけど、これだけ独占状態ならしばらく儲かりそうな気がしますね
往年のNIKONユーザー
SONYとCanonユーザーはそこら中で見かけますが、最近OLYMPUSユーザーも結構見かけるなぁと思ってたのは、実際に売れてるんですね。
NIKONは本当にこのランキングが示す通り見かけなくなって来ました…
トップ3に何もランクインできてないですがNIKON大丈夫なんでしょうか…
なーこ
シェアは安定四割と言うくらいですから
ミラーレスはまだまだ群雄割拠の域を出ず
一眼レフではキヤノンが独占状態で、
ビデオカメラではパナが、アクションカメラでは
GoProが安定状態という感じですね。
今年はどんな製品が出てくるのか楽しみです。
ちばちば
ニコンがシェアを落としていますが、利益は回復しています。
D5000シリーズ、D3000シリーズは、残念ながら儲からない機種だったのでしょう。
ニコンも東証プライム企業ですが、企業体力がキヤノン、ソニー、富士フイルムほどないので、高級機中心のラインナップになるのも仕方のないことと思います。
あ
ミラーレスのシェアだとソニーが2.6%落としてますがキヤノンOMDSが合わせて5%伸びてるのでNikon富士フイルムパナソニックで2.4%落としてることになります
パナソニックは元々シェア率低いのでおそらくNikonが落としたのでしょうなぁ
ミノル
レフ機の残存者利益はキヤノンが持っていってますね
本来リコーが利益を得ないとならないはずですが
Fマウントユーザー
Nikonの一眼レフはフルラインナップで残すべきではなかったのかと思っております。Fマウントレンズは先日のランキングでも上位にありましたし、Fマウントの性能で十分だと満足しているユーザーは多いと思います。Nikonやキヤノンの一眼レフを使っていたファンは、高価格化するミラーレスの流れに付き合ってられないと感じているのかもしれないですね。私もそのうちの一人です。
ニコンZ世代
ニコンの場合、2022年はZ9しかランキングに上がらない年だったと思います。
2022年8月時点のミラーレス一眼シェアBCNランキングにおいてニコンはパナソニックよりシェアが低く、販売された新機種のラインナップや他社の販売ランキングを鑑みれば現時点でフジフイルムより低くなっていても驚きはありません。
収益性に乏しい超安価機種をニコンが出すのは反対ですが、現状に思うところが無いわけではないので早急にEXPEED7搭載の新型Zカメラを出してほしいです(笑)
うえそう
BCNランキングは家電量販店メインの集計なので、10万円前後の安価な製品や特定のメーカーに偏ってますからね。
Nikonは、エントリー機をほぼ廃止して高級機メインにシフトしたので、今後は減ってく一方でしょうね。
swing
ニコンが一眼レフ続けるのは体力的に無理でしょうね。
もし続ける決断をしていたら、Z9はなかったでしょう。
未来と過去、どっちを取るかの話です。未来を取って正解と思います。
一方キヤノンは体力があるのと、EFマウントが完全電子マウントのためミラーレスと親和性が元々高いことも一眼レフ継続のメリットになっていそう。
この点、後方互換性に縛られるFマウントとは事情が異なると思います。
とはいえ、キヤノンも遠からず一眼レフは終息させると思いますね。
残存者利益と言えるほどのものを持っているとは思えません。BCNですし、単に安い機種が売れてるだけで、これもいずれR10やその派生のkiss系に転換してしまうと思います。
一眼レフ、コンデジ、ビデオカメラは斜陽というか各社撤退戦に入っているので、シェアを見てもあまり意味は無い気がしますね…。
ほっじす
Nikonは毎月のように各販売店の売上ランキングにZ9の名前を出していますし、みなさんが感じられているより全然いいと思いますよ。
何でもかんでも高い今現在で、消極的にダラダラ一眼レフを売り続けるより高単価にも関わらず驚くほど売れているZ9にリソースを集中するのは経営戦略として間違っていないようにみえますね
まーやん
エントリー層〜プロ層までみんながZ9(高級機)を買ってくれたら良いんですが実際はそうはいきませんよ。シェアが縮小していくということは企業体力も開発力も小さくなっていき、将来的に魅力的なカメラやレンズ群が出なくなっていくのではないかと危惧します。
ソニー、キヤノン、OMDSはアプローチの仕方は違えど市場戦略としては理にかなっていて、それが数字に現れているのだと思います。
Fマウントユーザー
連投申し訳ございません。
まーやんさんのコメントと同じ意見です。シェアの縮小は、初心者や中級者の取り込みの機会をそぐばかりか、歴史あるブランド名を次世代に引き継げなくなる危険性もあるのではないでしょうか。選択と集中という言葉もありますが、利用者が求めるサードパーティのレンズにしても、Z9のみですと、さすがにシグマも本体数のでていないマウントのレンズを積極的に投資したいとは思わないと思います。
りっか
リコペンは直販サイトに移行したので、この手のシェア比較が難しいですね。
ちばちば
EXPEED 7やZ 9の技術を応用した、Z 6系、Z 7系、Z 8、Z 50の上位機が当然出ると思いますよ。
D3000シリーズのような入門機は止めるという話です。ニコンが今年、最も注目されるメーカーと思います。
ゆーと
割りと今の若者は、いろいろと調査してから買うので・・
あえて、シェアを低い、Nikonを選択する余地がないように思います。
>D3000シリーズのような入門機は止めるという話です。
これが裏目に出ないといいと思うのですが・・・
>ニコンが今年、最も注目されるメーカーと思います。
その根拠は?これで、何も出なければ・・・
何か目玉になる機種が欲しいですね。マニア向けに、ではなく。
蘇にお
ニコンはZ50やZ30出してるのでエントリー機種は別に撤退はしてませんよね
かつてのD5600のようにWズームで10万以下とかではないですが、それは仕方ないかと。一眼レフはCIPA見る限りですと単価も低いですし撤退してミラーレス集中は理に適ってますし、Z9が高評価なので今後はZ6III, Z50IIあたりでシェアを一気に取り返すのではないでしょうか
M76
Pana、今年はミラーレス躍進の可能性あるのでは?
話は少しそれますが、let's noteやtough noteのようにこれがなきゃって感じの製品作りはある意味定評ありますし。
そのためPanaって真面目(やや頑固って意味も含め)に開発してる印象あります。
刺さるところには刺さるって感じで。
カメラやめるとしたら、放送用機器、セキュリティ関係、車載機器関係まで止める時なんじゃないかなとは思います。
なので、ここに出てくる数字だけで判断は踊らされすぎてる気もします。