CIPAが、2022年12月のデジタルカメラと交換レンズの生産出荷実績表とグラフを公開しています。
2022年12月のデジカメの総出荷台数は前年同月比で94.9%(金額ベースで136.7%)と、金額ベースでは引き続き前年同月を大きく超えているもののの、台数ベースでは7ヶ月ぶりに前年同月を下回ってしまいました。デジカメ市場の縮小はまだ続くのかどうか、今後の推移に注目したいところです。
カメラの出荷台数のうち、レンズ一体型は前年同月比で65.6%(金額ベースで105.8%)と金額ベースでは前年同月を若干超えていますが、台数ベースでは大きく数を減らしています。レンズ交換式は前年同月比で110.6%(金額ベースで141.9%)と、引き続き前年を超えていますが、11月までと比べると少々勢いがなくなっている印象です。
レンズ交換式のうち、一眼レフの出荷台数は15万2680台、ミラーレスは34万1555台で、台数ベースではミラーレスが一眼レフの2.2倍となっており(金額ベースでは5.9倍)、12月は台数ベース・金額ベースともに一眼レフの割合が増えているようです。
コメント