ニコンの映像事業は高付加価値品への選択と集中で収益が上がる体質に

産経新聞に、ニコンの馬立稔和社長のインタビュー記事が掲載されています。

トップは語る ニコン社長 馬立稔和さん(66)

  • 映像事業は生産・販売体制の最適化などで損益分岐点を下げる一方、高付加価値品への選択と集中で売り上げ単価が上昇。売り上げが1500億円でも収益が上がる体質になった。今期は、フラッグシップのミラーレスカメラ『Z 9』が好調で2300億円の見通しだ。精密機械事業の収益も安定化できている。

 

ニコンの映像事業部は売上の規模が小さくなっても収益が上がる体質に変わったということで、カメラ市場の縮小に上手く適応できたようですね。

ニコンはシェアを追わない戦略に転換しているので、BCN等の販売ランキングではあまり目立たない印象ですが、それでも十分な収益が上がっているようなので、この戦略はまずは成功のようですね。