産経新聞に、ニコンの馬立稔和社長のインタビュー記事が掲載されています。
- 映像事業は生産・販売体制の最適化などで損益分岐点を下げる一方、高付加価値品への選択と集中で売り上げ単価が上昇。売り上げが1500億円でも収益が上がる体質になった。今期は、フラッグシップのミラーレスカメラ『Z 9』が好調で2300億円の見通しだ。精密機械事業の収益も安定化できている。
ニコンの映像事業部は売上の規模が小さくなっても収益が上がる体質に変わったということで、カメラ市場の縮小に上手く適応できたようですね。
ニコンはシェアを追わない戦略に転換しているので、BCN等の販売ランキングではあまり目立たない印象ですが、それでも十分な収益が上がっているようなので、この戦略はまずは成功のようですね。
こうたま
収益改善何よりです。40代には魅力的な戦略されています!一方、Z世代に敷居が高すぎる面もありますので、将来的な戦略もあると思いますが、ユーザーとして実質5万以下低単価ボディにも期待しています。
信楽焼のたぬき
ニコンはZ9に救われましたね。Z9がコケなくてほんとよかった。
N
Z9は本当に素晴らしかった。
発表からそれまでの常識をぶっ飛ばすような内容でワクワクさせてくれ、数が不足してしまったことは残念でしたが、その分手に入れたいと思う人の気持ちはさらに増したのでは。
もちろん実際に使ってみると不満点もありましたが、きっちりファームアップで進化させ続けてくれているのはさすがですし、今も魅力的な機種の筆頭と言えます。
ぜひニコンにはこれからもこうした機種を生み出して欲しい。
まーやん
収益の上がるシステムを構築できたのは素晴らしいことだと思います。
Z9はニコンを救ったという意味でも名機になりそうですね。
少し前の第3四半期の決算発表でも大幅増益と出てましたが、それでもなおSNS等では今後を心配する声が散見されました。
安心材料は揃ってきていますが、ユーザー側としてはZ9以降、中級層をカバーするボディの発表がないのでフラストレーションが溜まってきているのかもしれません。
低価格帯のボディはもちろん望まれますが、Zシステムで新品5万円を切る価格のカメラは難しいのではないでしょうか。今の時代レンズ一体型(コンデジ)でも厳しいと思われます。
コツメチャン
巨額赤字の報道以降、Zfc、Z 9とヒットモデルが続いており、この頃から積極的にYouTuberやSNSを活用して売り方も変わり、ニコンの回復は目に見えて感じられるようになりました。
ニコンは未だにZ 7やZ 6等のモデルにもファームウェアアップデートで機能を追加するなど、顧客を大切にするところが好きです。
派手さはあまりありませんが、長く売れ続けて、ずっと市場に残り続けるメーカーになるのではないかと思います。
わさびみそ
市場全体としては縮小は避けられない訳ですから、まずは縮小に耐えることにはすごく意味があると思いますね。
この体制で黒字を出し続けて余裕が出てきたらシェア拡大・新規層拡大の動きも期待できます。
007
ニコンZ9は大成功のようですね、とりあえず良かったです!まだにランキングに入ってるのは凄い。
メカシャッターを無くした分Z9長く使える機種になりそうで、後継機が出ても買い替えはどうなのか⁈長期目で見るとどうなるのかなと思ったらします。
Mスクエア
Nikonさんには、出来れば、フィルム時代の様に発売スパンを伸ばして欲しい。
但し、ファームで改善できることはZ6/7の様に、前モデルであっても続けて欲しい。
それが、結局はユーザーを取りこぼさない方法だと思う。
また、低価格機で裾野を広げる為には、ソニーがやっているような旧型機の併売も続けて欲しい。
どのくらい利益が出ているのか、今後の展望はどうなのか、「今だけ」にとらわれるのではなく「将来も」永続的な利益と発展が出来る会社でいて欲しい。
rara
薄利多売はもうやらないでしょう
良いものが価値に見合った値段で売れるの健全だと思うので
ペンタックスSP
ニコン、業績好転で、株も上がりそうですね。そうすると、開発費も増やせるでしょうし、良い循環を期待しています。ソニーユーザーですが、ニコンの株を持っているので、値上がり益で、Z9が購入できれば最高です。
ほ゜ち
Z9は本当に良いタイミングで素晴らしいモノを出せましたね
1機種に依存しているのはちょいと不安なので続くものがほしいですね
Z6,7に波及させるかZ8,Z90などこの当たった層に畳み掛けるか 次の一手が楽しみです
朔
高付加価値の閾値がどの辺りを下限とするのか気になります。
今はユーザー開拓の意味もあってzfcなども出ていますが、切り捨てられる未来もあるのかなと。(高くなる未来かもしれませんが。
カメラに限らずスマホも高付加価値に活路を見出してますがあちらは数年使用が限度でカメラ以上にコストパフォーマンスが悪い。
それに気づいたユーザーがまたカメラに戻ってきてくれるといいですね。
ニコンZ世代
映像事業の大幅増益ぶりは見事でした。
Z9のさらなる進化、EXPEED6搭載機を中心とする既存機種への継続的アップデート予告、栃木ニコンの本社工場建て替え、シグマのZマウント参入、今年中の新Zレンズ8本(残り6本)発売や真実味のあるZ8(とZ6iii?)登場の噂etc.。
最近はユーザーにとって好ましいニュースが続いているような気がします。
今のご時世色々ありますが、ニコンの更なる発展を期待したいですね。
あっき〜
Z9はもちろんなんですが
これまでのニコン=職人向け(報道とかマニアとか)っていうイメージがあったのが
今回ののCP+のテレビなどでの紹介戦略などで見れたように
女性向けに響いてるんですね。
実用的ファッションの部類ですかね。
一昔前の腕時計に近い感じ。
Zfcのカラバリはとても話題になってたしインスタグラマーなども結構買ってる人いたなって。
CANONのR50が出る前に販売開始したことも良かったかもですね。
チェキや写ルンですでも撮ってしまう層に撮って、機能や性能だけではもはや響きません、F-1がコンマ何秒縮めるためにお金注ぎ込むようになった結果、プライベイトチームが少なくなりレースも見どころが減って昔ほどの熱狂がなくなった通り。
ニコンの集中しながらも、そしてこれまでのアイデンティティもしっかり残しつつ、『持って使ってもらう喜び』を提供してるなって思います
ききかか
z50がもし「Ⅱ」になった時に、初代z50もz6・z7と同様にしばらく併売するでしょうから、(きっと)初代z50が若い世代に買いやすい廉価版の価格帯になれば魅力的に見えるかと。
スペックがアップしたのが欲しいのであれば、「Ⅱ」で手に届きやすいのは「初代」で。みたいな。
特に「zfc」見たいな趣味性が高いものは、あまりスペックにこだわらなくて、
画素数が高くなり過ぎると扱いづらくなりそうなので、もしz50Ⅱになっても、
出来るならば、息の長いモデルであってほしいと思います。
欲を言うならば、「z50」ベースでレンジファインダー風を出して欲しい。
oto
ニコンとしてはCやSと違い、体力的に会社の存続としてこういう方向に向かうのはわかりますが、手頃な価格の機種は欲しいですね。
ニコンが作るカメラは安いものでも職人気質の信頼があり、それが画質の良さとか耐久性につながってるので、そのへんの機種も継続して出して欲しいです。
ほっじす
秋口はZ9一本足打法に疑問を呈するひとも少なくありませんでしたが、今現在も驚くほど好調にボディが売れているところをみるとニコンの市場戦略は間違っていなかったということでしょう。
今後減ることはあっても増えることはないカメラ需要ですから、うまく取捨選択して生き延びていくのがいまのメーカーに求められているのだと思います
ファミリーカメラマン
ニコンは日本の宝だと私は思っています。
良かったです。
コンタレックス・ブルズアイ
ニコンさん、一眼レフの開発も裏では後継技術者に技術伝承のためにも、
続けてくださいね。
できれば、発売スパンは、長くていいので、D850は、引き続き
販売を是非続けてください。
ファームアップの形でもいいので、お願いします。
タロウカジャ
ニコンの製品を見ていると経営姿勢が良く分かります。
スマホに持っていかれた廉価版の製品は皆無、かなり高価なZ9の供給に全力を投入する。
趣味のアイテムにZfcを提供する。
価格性能共にいわゆる入門機は全くないと言ってよいでしょう。
スマホに席巻された他の業界をよく見ているのだと思います。
5年後10年後がどうなっていますか興味深いです。
いがぐり
今やスマホは「当然持っているもの」なので、スマホをちょっと上位にしたらカバーできるコンデジは全く立場がありません。
(ZV-1FがYouTuber等の撮影機材として辛うじて残る程度)
そして、趣味に金を出せる若年層にとって、中上位のスマホが12万円(iPhone 14)などの中、8万円のAPS-Cズームレンズキットがあっても「趣味用の専用機材」としての魅力が薄いんですよね。
スマホよりも金額的重みの低い専用機材というものにブランド性は薄いですから。
その点、14万円程度でズームレンズキットがあり見た目の良いZ fcや、23万円でフルサイズのZ 5 24-200 レンズキットは、「思い切って買う趣味用の専用機材」と考えると、十分に入り口として機能しているのではないでしょうか。
なんにせよ、「入門機」という概念を考え直すべき時期であると思います。
f2er
選択と集中、ユーザセグメントを絞った販売戦略という方向性が、今後の製品戦略にも反映されていくのでしょうね。
Z 50 と Z fc のように、基本ボディを共用しつつ細かくマーケットセグメントを攻めていく形で進んでいくのでしょうか。撮像素子や処理エンジンなどを各世代で共用するフジフィルムにも少し似た戦略ですね。
今後のニコンに対して、競争の激しい汎用機ラインナップ以外にも、攻めた製品が出てくることに期待したいです。
レンズは、タムロンやコシナなど、細かくセグメントを攻めてくれるサードパーティが今はありますので、うまくそれも活用するのでしょう。