富士フイルム「X-T5」のダイナミックレンジと高感度の測定データ

Photons to Photos に、富士フイルムの4000万画素センサーを採用したの高画素機「X-T5」のダイナミックレンジと高感度ノイズの測定データが追加されています。

Photons to Photos

機種名 最大ダイナミックレンジ ローライトISO ローライトEV
X-T5 10.43 2230 9.48
X-T5電子 10.09 2246 9.49
X-T4 10.45 3298 10.04
X-H2 10.75 2854 9.83
X-H2S 10.04 2884 9.85
X-S10 10.40 3305 10.05
EOS R7 10.49 2213 9.47
Z 50 10.53 2406 9.59
α6400 10.51 2470 9.63

  • X-T5とX-T4、X-H2とのダイナミックレンジの比較

fujifilm_d-range_X-T5_X-T4_X-H2_ptp_001-2.jpg

  • X-T5(メカシャッター)とX-T5 ES(電子シャッター)とのダイナミックレンジの比較

fujifilm_d-range_X-T5_X-T5ES_ptp_002-2.jpg

 

  • X-T5とZ50、α6400とのダイナミックレンジの比較

fujifilm_d-range_X-T5_Z50_A6400_ptp_003-2.jpg 

X-T5の4000万画素センサーは高画素化にもかかわらずダイナミックレンジは優秀ですが、同じセンサーを採用するX-H2に少し遅れを取っているのは興味深いところです。より低画素の機種との比較では、ダイナミックレンジはほぼ互角となっていますが、高感度性能はやはり少し遅れを取っているようですね。また、電子シャッター使用時のダイナミックレンジの低下はわずかで、比較的影響は少ないようです。