CIPAが、2023年2月のデジタルカメラと交換レンズの生産出荷実績表とグラフを公開しています。
2023年2月のデジカメの総出荷台数は前年同月比で90.4%(金額ベースで113.5%)と、台数ベースでは前年同月を少し下回っていますが、金額ベースでは逆に少し上回る結果となっています。今年は好調だった昨年の後半と比べると勢いがないという印象です。
地域別の出荷台数は台数ベースで日本が前年同月比で102.1%、中国が107.1%、日本中国以外のアジアが98.3%、欧州が79.7%、米州が80.6%、その他地域が111.8%と、先月から引き続き欧州や米州の落ち込みが顕著ですが、日本を含めたアジア地域はほぼ前年並みですね。
カメラの出荷台数のうち、レンズ一体型は前年同月比で89.8%(金額ベースで137.3%)と台数ベースでは前年割れですが、金額ベースでは前年を大きく上回っています。レンズ交換式は前年同月比で90.7%(金額ベースで110.6%)と、こちらも金額ベースでは前年を少し上回っています。以前はレンズ一体型よりも明らかにレンズ交換式が強い傾向がありましたが、今年はレンズ一体型が健闘していますね。
レンズ交換式のうち、一眼レフの出荷台数は7万7650台、ミラーレスは24万3695台で、一眼レフは前年同月比で約半分に減少、ミラーレスは約20%増となっています。
KISS Rを待ちながら
メーカーは売・粗確保できてそうですが、市場としてはシュリンクしてるのでしょうか…
ゅぃ
欧州はロシアのウクライナ進行の影響から光熱費をはじめ燃料費や食料品などが高騰し生活を圧迫していると聞くので、趣味は後回しなのではないでしょうか…。
新型コロナの影響で部品調達が難しくなったり、踏んだり蹴ったりなのかもしれませんね。
その辺りからすると、中国などは景気自体の後退は認められても生活にはまだ余裕あるひとも多いのではないでしょうか…。