CIPAが、2023年3月のデジタルカメラと交換レンズの生産出荷実績表とグラフを公開しています。
2023年3月のデジカメの総出荷台数は前年同月比で106.0%(金額ベースで137.3%)と、台数ベースでは前年同月を少し上回り、金額ベースでは大きく上回る結果で、台数ベースでは今年初の前年超えとなっています。今年のカメラの出荷は低調な出だしでしたが、復調してきましたね。
地域別の出荷台数は台数ベースで日本が前年同月比で108.2%、中国が155.8%、日本中国以外のアジアが111.9%、欧州が92.1%、米州が92.0%、その他地域が116.9%と、欧州や米州は先月から引き続き前年同月を割れていますが、アジアは日本、中国、それ以外のアジアともに前年同月を超えてきており、中国は特に伸びているようです。
カメラの出荷台数のうち、レンズ一体型は前年同月比で88.1%(金額ベースで116.1%)と先月と同じ水準ですが、レンズ交換式は前年同月比で112.4%(金額ベースで140.1%)とだいぶ復調してきましたね。
レンズ交換式のうち、一眼レフの出荷台数は10万8232台、ミラーレスは34万7760台で、一眼レフは前年同月の60%に減少していますが、ミラーレスは逆に約55%増となっています。
路傍のカメラ好き
キヤノンの2023Q1のカメラ販売台数は前年同期比+29%だったそうです。キヤノンに限ればR50効果もありそうですが、きっと業界全体として回復基調にあるんでしょうね。
大半のメーカーはもう少しで通期決算発表でしょうから、そこで色々な傾向や趨勢が見えてきそうです。
swing
コロナ明けで近所の観光名所は外国人が猛烈な勢いで押し寄せてます。
夜景の名所だし、きっと良いカメラ新調してもってきてんじゃないかな。
コロナ期間中が異常だっただけで、元々それなりの需要はあったってことだと思う。
特に、中国でゼロコロナが終わったのは大きいでしょうね。
一方、レンズ一体型はグラフがフラットなままで、本格的に終わってることが分かりますね…。