キヤノン「EOS R100」のUSB充電非対応はあり得ない仕様

ITmediaに、キヤノンEOS Rシリーズの最廉価モデル「EOS R100」のレビューが掲載されています。

そこまで削るかキヤノン!「EOS R100」が小さくて軽くて廉価な理由

  • EOS R10とR50は価格が近い分、基本スペックも近い。対してR100はR10やR50に比べると多くの点で差別化されている。一言でいえば、そこまで削ったかR100、である。
  • 簡単にいえばR100の中身は一世代前のミラーレス一眼。キヤノンが得意な被写体検出AFに未対応(人物のみ対応)なのはエントリー向けということを考えると特に残念。
  • 背面モニターが固定式でしかもタッチパネルなし、というのはびっくりで、スマートフォンでの撮影に慣れてる人に対してタッチパネルなしよ、というのはいかがなものかと思う。
  • 「そこを削ってはまずかろう」と思った点が1つある。USB充電の非対応。今はどのカメラもUSB充電に対応しているし、そもそもスマートフォンもUSB充電するものだし、それどころか多くの電子機器がUSB充電で使うのが当たり前になっており、それに応じてモバイルバッテリーも普及している昨今、USB充電・給電ができないのはちょっとあり得ない。
  • ちょっと高くてもEOS R50を勧めたい。EOS R50はエントリー向けながらきっちりとイマドキのミラーレス一眼らしい機能・性能を備えている。特に被写体検出AFが優秀なのはエントリーユーザーにありがたいはず。

 

EOS R100は低価格化を最優先した最廉価モデルなので、多くの機能が大胆に削られているのは仕方のないところですが、レビュアーの方はUSB充電非対応は許容範囲外だったようです。

どこまでが機能を削る許容範囲内かは人によって変わってくると思いますが、EOSの最廉価モデルは途上国がメインの市場のようなので、日本とはその辺りの感覚が若干が違うのかもしれませんね。