富士フイルム「X-S20」の被写体認識AFは被写体の種類の自動選択が可能になる?

Fuji Rumorsに、富士フィルムX-S20のAFに関する噂が掲載されています。

Fujifilm X-S20 Coming with Smarter Subject Tracking than X-T5, X-H2 and X-H2S

  • 被写体追尾の賢さに関しては、富士フイルムXシリーズでは5月24日に発表されるX-S20が新しい王者になるだろう。なぜなら、X-S20では、 X-S10に搭載されているものよりも被写体/シーン自動検出モードが拡張されるからだ。

    X-S10はモードダイヤルをAUTOに設定すると、自動的にシーン(風景、マクロ、夜、日没、空など)を認識し、それに応じてカメラを調整する。X-S20は、このAUTOスイッチを次世代のレベルに引き上げ、X-T5、X-H2、X-H2Sが追尾可能な全ての被写体(鳥、動物、車、列車、飛行機、オートバイ・自転車)を追尾できるようになる。

    X-T5、X-H2、X-H2Sでは、別の被写体を追跡したい場合は、毎回メニューから追跡したい被写体(車、鳥、動物など)を選択する必要がある。また、人物を追尾したい場合は、被写体認識を無効にして、顔・瞳の認識を有効にしなければならない。

    しかし、X-S20はそうではない。X-S20は、すべての被写体を自動的に追尾することができる。フレーム内にあるもの(子供、犬、鳥など)を認識し、メニューから特定の選択をすることなく、追尾を開始する。

    被写体の自動検出はX-H2Sが発売されて以来、ユーザーから要望があったもので、富士フイルムがそれを実現し、素早くX-S20で提供することをうれしく思う。

    もちろん、富士フイルムがファームウェアをアップデートして、X-T5、X-H2、X-H2Sにもこの機能を提供してくれることを期待している。

 

被写体の自動検出はキヤノンが既に採用しており、非常に便利な機能なので、X-S20にこの機能が採用されるのはXユーザーに大いに歓迎されそうですね。既存の機種も画像処理エンジンがX-S20と同じ機種は、ファームウェアのアップデートでこの機能の追加を期待したいところです。