専用のカメラで撮影された写真の割合は7.5%

DigitalCameraWordに、写真撮影に関するいくつかの調査結果が掲載されています。

92.5% of photos are now taken with smartphones

  • 写真プリントチェーンMAX Spielmannの最新の調査によると、日常的に撮影される写真の90%以上が専用カメラやフィルムカメラではなくスマートフォンで撮影されている。カメラで撮影されたものはわずか7.5%だ。

    - スマートフォンで撮影された写真は92.5%
    - 2023年に1秒に撮影されている写真は5万4400枚、1年で世界で撮影される写真は1兆8000億枚
    - 若年層で自撮りをしたことがある人は95%、18-34歳は82%、35-54歳は63%、55歳以上は44%

    - 使い捨てカメラ(※原文「disposable camera」)市場は大きくなっている。2014-2015年から、富士フイルムの使い捨てカメラの販売台数は2倍の750万台となった。
    - 月間のプリント枚数は4万4000枚
    - 35mmフィルムに興味を持っている人:+158%
    - フィルムカメラに興味を持っている人:+75%
    - 一眼レフカメラに興味を持っている人:-37%

 

現在、大部分の人がスマートフォンを所有していて日常的に写真を撮影しており、デジカメの市場は全盛期と比べて大幅に縮小している状況ですが、その中で単体のカメラで撮影した写真の比率が7.5%というのは意外に多いという印象です。

また、最近はフィルムの価格が急速に上昇していますが、そんな状況の中で使い捨てカメラ(※原文そのまま)の市場が大きく拡大しているのは意外でした。フィルムカメラに興味を持っている人の割合も増えているようですね。

[追記] 「使い捨てカメラ」は原文「disposable camera」を訳したものです。