Photons to Photosに、ソニーの新しいAPS-Cカメラ「α6700」のダイナミックレンジと高感度性能の測定データが掲載されています。
機種名 | 最大ダイナミックレンジ | ローライトISO | ローライトEV |
α6700 | 10.95 | 2643 | 9.72 |
α6600 | 10.97 | 2929 | 9.87 |
α6400 | 10.51 | 2470 | 9.63 |
EOS R7 | 10.49 | 2213 | 9.47 |
EOS R10 | 10.54 | 1810 | 9.18 |
Z 50 | 10.53 | 2406 | 9.59 |
X-T5 | 10.43 | 2230 | 9.48 |
X-T4 | 10.45 | 3298 | 10.04 |
- α6700とα6600、α6400とのダイナミックレンジの比較
- α6700とROS R7、Z50とのダイナミックレンジの比較
- α6700とX-T5、X-T4とのダイナミックレンジの比較
α6700の2600万画素センサーは、α6600の2400万画素センサーと比べてダイナミックレンジはほぼ同じで、高感度はわずかに下回っていますが、全体的には同程度の性能と言ってよさそうです。他社の競合機と比べると、α6700はダイナミックレンジで若干のアドバンテージがありますが、全体的にそれほど大きな違いはないという印象です。
Tsu
以前センサーの進化についての記事がありましたが、他の要素に振っているのがよくわかりますね。
4k30pでもクロップされていた旧センサーから6kオーバーサンプリングで4k60p&4:2:2 10bitが可能になって順当に進化していると思います。
ダイナミックレンジや高感度耐性はソフトウェアで進化していくかもしれませんが、視聴する側のモニターなどの進化も必要になるのでしばらく据え置きという気がします。
カタスマー
α6600に比べると若干高画素な分、若干画質で劣るという感じでしょう。実写でわかる差は無いと思うので画質は実質変化なしですかね。X-S20と同じセンサーでしょうか。
富士フイルムが使っている4000万画素センサーとは綺麗にトレードオフですね。
EMR
α6600と6700
解像度は6700のほうが多いですが、逆に6600のセンサは表面照射で6700から裏面照射のはずなんですよね
これはAPS-Cくらいの画素ピッチだと表面照射も裏面照射も200万画素の差を覆せるだけのアドバンテージはないということなんでしょうか?
それとも6700のセンサが読み出しの速度早くする代わりにローライトISO犠牲になってるってことなんでしょうか?
タスク
ダイナミックレンジはα6700とα6600が抜けて高いですね
6400と6600は同じセンサーと思っていましたが後発の6600では改良されてたんですかね?
そうなると6700のセンサーも後発機種では改良されてこれ以上にスコアが伸びてくかも
コツメチャン
ローライトisoで280違う程度は、もはや個体差とか誤差のレベルだと思いますよ。
そろいすと
ソニーの6400,6600,6700の性能差は誤差の範囲ですね。
APS-Cセンサーの性能は、このあたりで頭打ちって感じなんでしょうか?
ぽにょ
α6600ユーザとしてはホッとしたような複雑な気持ちです。
6700の前ダイヤルは羨ましいですが6600の操作系も慣れてしまったしチルト液晶の方が自分には合っているのでそのまま使います(買えないのでホッとしてる)。
terasya
裏面照射で向上していないのは意外でしたけど、
6400から6600で表面照射の改良版に変えているのかもしれませんし、
フロントLSIなどでセンサー性能を上げる技術はα7Riiiあたりで既に完成されていたのかもしれませんね。
ただ、それ以外の画像処理は向上しているかもしれませんし、
レスポンスや動画性能、クリエイティブルック、AIAFによる機能の向上を考えると、
これから買う方は先進的なα6700を選択するほうが良いと思います。