富士フイルム「GFX100II」のセンサーは読み出し速度が50%改善する?

Fuji Rumorsに、富士フイルム「GFX100II」のセンサーに関する噂の続報が掲載されています。

Fujifilm GFX100 II Sensor Could be Even Faster than we Thought

  • GFX100IIは新型の1億画素センサーを採用する。以前の噂では、このセンサーはα6700 / FX30のセンサーのアーキテクチャーがベースになっていると述べられていた。したがって、これはX-T4、X-S20、GFX100や100Sなどで使用されているセンサーよりも読み出しが速いBSIセンサーだ。

    しかし、匿名のソースから連絡があり、GFX100IIのセンサーはα6700 / FX30のセンサーとは異なる設計が採用されていると聞いている。このソースによるとα6700 / FX30のセンサーは従来のBSIセンサーよりも10~20%の速度向上を実現しているが、GFX100IIの新型センサーは読み出し速度が最大50%向上するということだ。

    そして、明確にしておきたいことは、GFX100II のセンサーは積層型センサーではなく、改良された(非積層の)BSIセンサーだということだ。

    この情報は匿名のソースからのものなので、割り引いて見ておく必要があるが、いずれにせよGFX100IIのセンサーが新型なのは確かで、全体的な速度向上が期待できるだろう。

 

読み出し速度の改善は、ローリンシャッター歪みの低減やAF性能の改善等に効いていくる非常に有用な進化なので、本当に読み出し速度が50%も改善するとしたら大いに歓迎されそうです。GFXシリーズの電子シャッターはローリングシャッター歪みがかなり目立つようなので、この改良で電子シャッターの実用性が高まることに期待したいですね。