Photons to Photosに、ソニーのレンジファインダースタイルのフルサイズカメラ「α7C II」のダイナミックレンジと高感度性能の測定データが掲載されています。
機種名 | 最大ダイナミックレンジ | ローライトISO | ローライトEV |
α7C II | 11.69 | 5598 | 10.81 |
α7C | 11.59 | 6274 | 10.97 |
α7 IV | 11.71 | 5365 | 10.75 |
α9 II | 10.90 | 5709 | 10.84 |
EOS R6 II | 11.52 | 5575 | 10.80 |
Z6 II | 11.28 | 5298 | 10.73 |
DC-S5II | 11.23 | 5796 | 10.86 |
- α7C IIとα7 IVのダイナミックレンジの比較
- α7C IIとα7Cのダイナミックレンジの比較
- α7C IIとEOS R6 II、Z6II、S5IIのダイナミックレンジの比較
α7C II のセンサーの測定値は、ほぼα7 IVのセンサーと一致していて、両機種は同じセンサーを採用しているとみてよさそうですね。旧機種のα7Cと比べると、α7C IIはダイナミックレンジで若干上回っていますが、高感度性能は高画素化されたためか少し低い値になっています。他社の2400万画素機との比較では、低感度のダイナミックレンジでα7C IIがわずかに優っていますが、大きな差ではないようです。
2石
この表を確認させてもらって自分の勘違いがわかりました。
α7C IIのローライトISO5598という事ですが。これは素晴らしいと思うとともに、
APSCモードに変更するとローライトISOが2366になってしまうという事。
ダイナミックレンジも低下するという事を始めて知りました。
フルサイズ機のAPSCモードは単純にクロップしているだけであり、
フルサイズで使おうがAPSCモードで使おうが、
感度やダイナミックレンジで変化は無いのだと思っていました。
私の大きな勘違いだったようです。
フルサイズはその全ての画素数から演算する事が前提とされており、
APSCモードに切り替えると演算に使える画素数(情報量)が減る事で
感度もダイナミックレンジも低下してしまうという事なんでしょうかね。
衝撃でした。
ウィルソン
DxOアナライザは同じ画素数に縮小して計測するから、APS-Cにクロップすれば当然スコアは落ちますよ。ピクセル等倍で同面積あたりのノイズやダイナミックレンジで比べればどっちも同じになるはず。
2石
ウィルソンさん
納得です。ならば実使用においてやはり変化は無いですね。
今までどおりの感覚で使いたいと思います。
ありがとうございました。