ソニー「α7C R」と「α7R V」はシャープネスに明確な違いが見られる

DPReviewの画質比較ツールにソニーα7C Rのデータが追加され、画質に関するレビューが掲載されています。

Sony a7CR studio scene: robust IQ in a small package

  • 我々がα7C Rの画質はα7R Vとほぼ同じだろうと予想していたが、これは的外れなものではないことが分かった。発色とディテールの豊富さは両機種とも同等で、低照度時の性能も非常に良く似ており、どちらのカメラもノイズリダクションとディテールのバランスが同じような設定になっている。α7C Rとα7R Vが同じセンサーと画像処理エンジンを使用していることを考えると、意外な結果ではない。

    しかし、シャープネスに関してはα7C Rとα7R Vには明らかな違いがある。α7C Rの画像はα7R Vよりも若干シャープではなく、これはおそらくα7C Rが採用しているアンチエイリアシングのタイプが疑われるだろう。

    これらは我々の最初の見解で、我々はまだ画像を精査しているところだ。スタジオシーンの結果に関しては、まもなくα7C Rのレビューを更新する予定だ。

sony_A7CR_comp_dpr_001.jpg

α7C Rとα7R Vの画質の比較では、感度にかかわらずα7R Vよりもα7C Rは少しソフトな印象で、同じセンサーを採用するカメラとしては画質の違いは結構あるという印象です。この画質はRAWでも同様なので画像処理の影響ではなさそうですね。

この原因としては、DPReviewはα7C Rとα7R Vのアンチエイリアシング(ローパスフィルター)の違いではないかと予想しているようです。解像感重視の方はα7R Vの方がより適しているかもしれませんね。