国内のデジタルカメラ市場が13年ぶりにプラスに転じる

日経新聞にデジタルカメラ市場の動向に関する記事が掲載されています。

デジカメ市場13年ぶり成長 スマホ代替で縮小に歯止め

  • 調査会社のGfKジャパンは18日、2023年の国内のデジタルカメラ市場が13年ぶりにプラスに転じたと発表した。販売数量は120万台と前年から7%増えた。レンズ交換式カメラなどがけん引した。スマートフォンの普及で縮小が続いていたが、歯止めがかかったかたちだ。デジカメ市場は10年の1040万台をピークに減少が続いていた。
  • 23年の販売台数をタイプ別に見ると、レンズ交換式カメラが9%増、コンパクトカメラが6%増となった。交換レンズも4%伸びた。
  • レンズ交換式カメラは2年連続のプラス成長だ。10万円を超える製品が増え、10万~20万円の価格帯の割合は46%と前年から7ポイント増えた。平均価格(税抜き)は前年から4%上昇して17万2000円となった。

 

長らく右肩下がりで縮小を続けてきたデジタルカメラ市場ですが、昨年、ついにプラスに転じたようです。デジタルカメラの販売は数量ベースで7%も増えているということなので、結構大きく市場が拡大しましたね。この市場拡大がこのまま続くのか、それともこの拡大は一過性のもので今後は横這いや再び縮小してしまうのか、気になるところです。