日経新聞にデジタルカメラ市場の動向に関する記事が掲載されています。
- 調査会社のGfKジャパンは18日、2023年の国内のデジタルカメラ市場が13年ぶりにプラスに転じたと発表した。販売数量は120万台と前年から7%増えた。レンズ交換式カメラなどがけん引した。スマートフォンの普及で縮小が続いていたが、歯止めがかかったかたちだ。デジカメ市場は10年の1040万台をピークに減少が続いていた。
- 23年の販売台数をタイプ別に見ると、レンズ交換式カメラが9%増、コンパクトカメラが6%増となった。交換レンズも4%伸びた。
- レンズ交換式カメラは2年連続のプラス成長だ。10万円を超える製品が増え、10万~20万円の価格帯の割合は46%と前年から7ポイント増えた。平均価格(税抜き)は前年から4%上昇して17万2000円となった。
長らく右肩下がりで縮小を続けてきたデジタルカメラ市場ですが、昨年、ついにプラスに転じたようです。デジタルカメラの販売は数量ベースで7%も増えているということなので、結構大きく市場が拡大しましたね。この市場拡大がこのまま続くのか、それともこの拡大は一過性のもので今後は横這いや再び縮小してしまうのか、気になるところです。
HiT
コロナ禍の影響から脱却しただけではないでしょうか。コロナ禍前の数字と比較して増加したのであれば市場拡大と言えると思いますが。
霙
半導体不足が解消されてきたのが確か2022年頃でしたから
前年よりカメラが製造しやすい環境になってきたのも要因としてありそうですし
やはりインバウンド特需が大きいと思います。
昨年は富士が公式に、インバウンドによる購入が多いってアナウンスしてましたしね。
歯止めがかかったとはまだ言えないように思えます。
ほっとみるく
図を見ると4年前から横ばい状態であまり変化がないような感じですね
コロナも落ち着いてきたのでもっと伸びてくれないとカメラメーカーとしては厳しいでしょうね
ジェット
ほんとに専用機としてデジカメを買う人が減ったんだなと感じます。
多少の上下を繰り返しながら、微減していくのだろうと予想します。
国内乗用車の台数がピークの1990年1000万台から
30年かけて600万台代に落ちてきているのと比べると、
デジカメは短期間に急減しただけに大変でしょうね。。
タスク
レンズ交換式は10万~20万円の価格帯が約半分を占めてるんですね
最近のフルサイズの新機種は20万円超えが当たり前なので10万円台の新機種も出して欲しいとこですね
terasya
スマホのカメラも性能向上が頭打ちで、擬似HDR的写真も飽きられてきていると思います。
デジカメの低迷化も下げどまりでしょうし、
これからは棲み分けの時代と思いますね。
カメオ
半導体不足、コロナ禍が解消されたからでしょうね。
インバウンドも復活してきていますが正直カメラをぶら下げてる外国人観光客は以前より見かけなくなったように感じてます。見かけても大事に長年使ってるであろう人ばかりで最新機種はほとんど…。
また勢いづいてもらいたいですね。先細りだと存続のために値上げする一方でしょうし。
ゅぃ
13年前は、ほぼ毎年、下手すると1年未満で新型が出る様なモデルサイクルでしたね。
とても懐かしいです。
それでも何とかやりくりして購入していた(出来ていた)時代で、単価の違う今時とはその辺りが違うと思うので、その辺りは興味深いです。
とはいえ、価格も上がり、値崩れも期待出来ない昨今ですし、モデルサイクルも延びているので、このまま堅調に売り上げを伸ばせる訳ではないでしょうね。
AFが刷新されてカメラも新しい時代に入ったことと、長らく使っていたカメラを買い直す需要があったからではないでしょうか…。
コロナ禍から立ち直って、観光業が盛んになってきたのも大きいと思いますが。
朔
コンパクト機も6%増加なのが、本当の需要高を物語ってる気がします。
スマホが当たり前になり過ぎてカメラが単体としての魅力を発揮できると復調はもっと顕著になるかと。