キヤノンの新製品に関する未確認の噂のまとめ

Canon Rumorsに、ここ8週間の間に匿名のソースから送られてきたキヤノンの新製品に関する未確認の噂のまとめが掲載されています。

Here's what the anonymous grapevine has sent us over the last 8 weeks

  • 以下は、過去8週間に匿名のソース達から送られてきた噂だ。

  • EOS R1:開発が遅延しており、元の計画から1年遅れている。センサーと処理速度の問題が遅延の主な原因で、全ては電子シャッターのローリングシャッター歪みを減少させるための読み出し速度の改善に関することだ。センサーはQPAF(クアッドピクセルAF)になるだろうが、実際はそのような名称にはならず、マーケティングのために別の名称になるのではないか。EOS R1の開発発表は5月から6月の予定で正式発表は8月、発売は第4四半期の中頃の予定だ。
  • EOS R5 Mark II:5月から6月に正式に発表され、7月に出荷が開始される。7月にはいくつかのキヤノンのイベントが計画されている。これ以外に一貫性のある噂はあまりない。
  • EOS R6シリーズの新型機:このカメラをEOS R6 Mark IIIと呼ぶ人もいればR6シリーズと呼ぶ人もいる。このカメラは「FX3のようなカメラ」「FX3対抗で安価」という2つの情報がある。発表日は来週から9月までと幅がある。出荷時期については何も情報がない。
  • レンズ固定式アナモルフィックカメラ:フルサイズの35mmのレンズ固定式のアナモルフィックカメラで、動画は4K120p、価格は約3000ドルだ。このような製品がいつ登場するのかはまったくわからない。

  • RFマウントレンズ

    - RF14-35mm F2.8L IS USM Z
    - RF 24-70mm F2L USM
    - RF 24mm F1.4L ハイブリッド
    - RF 35mm F1.4L ハイブリッド
    - RF 50mm F1.4L ハイブリッド
    - RF 70-200mm F2.8L IS USM Z(インナーズーム)
    - RF200-500mm F4L IS USM
    - RF可変テレコンバーター

    RF24-70mm F2LとRF200-500mm F4L IS USM、RF可変テレコンバーターの登場時期については情報がない。

  • EOS R7 Mark II:このカメラが発表されるという未確認の噂を掲載した後、このカメラは近い将来には登場しないという情報を複数の人から得たが、いつかは必ず登場するだろう。

 

いずれも裏付けの取れていない噂なので話半分程度に聞いておいた方がよさそうですが、EOS R1の遅延の理由やQPAFセンサーなどに関する噂は有り得そうな内容ですね。

また、EOS R6シリーズとFX3はコンセプトがかなり異なるカメラなので、EOS R6シリーズの新型機が「FX3対抗機」という話は、少々奇妙な噂ですね。R6とは別の独立したシリーズならこのような機種が登場しても不思議はないと思いますが。

あと、RFレンズのリストにRF 24-70mm F2L USMが追加されていますが、ソニーが同様のスペックのレンズを近日中に発表すると噂されているので、キヤノンも後を追う可能性はありますね。

また、可変テレコンバーターは以前に特許が出願されていたのであり得ない話ではありませんが、本当に製品化されるとしたらどのようなスペックになるのか注目したいところです。