DigitalCameraWorldに、キヤノンの中国でのカメラの販売台数に関する記事が掲載されています。
・Canon doubles Sony's camera sales in China
- 中国のSNS「微博」のアカウントが、中国のカメラ市場を垣間見る貴重な情報を共有したが、それは驚くべきものだった。キヤノンのカメラ販売台数はソニーの2倍、ニコンの4倍だったのだ。 WeiboアカウントCamera Obsessionが次のように投稿している。
「中国産業研究院が発表した『2024-2029デジタルカメラ産業市場詳細分析および開発戦略調査報告書』では、依然としてキヤノン、ニコン、ソニー、富士などの有名ブランドが支配的であると指摘している。キヤノンは、強力な研究技術開発能力とブランドの影響力によって、市場シェア50%近くで引き続き市場をリードしている。ソニーとニコンは、それぞれ26.1%と11.7%の市場シェアで2位と3位にランクされている」
BCNランキングの販売台数シェアだと、キヤノンとソニーが抜きつ抜かれつでいい勝負という印象ですが、中国ではキヤノンがソニーの約2倍とかなりリードしているようです。また、キヤノンはニコンの4倍ということなので、キヤノン、ソニー、ニコンの販売台数比率は4:2:1ということになりますね。
HiT
富裕層の持つステータスとしてのカメラはやはりキヤノンなんだろうね。ソニーも勢いはあるけどコンパクトさで敬遠されることもありそう。
xylogen
中国によく行くのですが、たしかに日本よりキヤノンのカメラをよく見ますね。日本よりもシグマやタムロンのポジションが小さいのも特徴です。ソニーはサードパーティーのレンズあるのが強みですが、サードパーティー製レンズの存在感が薄い中国では勢いがないのかもしれません。
るっく
中国では何でも大きいほうが目立っていいという話を聞いたことがあります。(BMWの前面グリルの不自然な大型化は中国人に合わせたそうな)
とするなら小型のSONYよりもCANONのほうがウケがいいのかもしれません。
キヤノンの株主
最近、キヤノンが相変わらず善戦しているという情報が多くて喜ばしい。
キヤノンはもっともっと小型軽量化に力を入れるべきだと思っていましたが、日本市場のみにとらわれたピントハズレの意見だったのかもしれません。
小型軽量化を考えないわけではないのだろうけど、ある程度の大きさ、重さがあるカメラやレンズでは安定して性能が良くなって、良い写真が撮れる傾向のキヤノンのモノづくりは、もっと評価してもよいなと考え直しています。
シール
大きめが好まれるというのは、実態を確かめるのは難しいですが、それらしい説ですね。
ニコンも大きさ感ではキヤノンと変わらないと思うんですが、そっちは伸びないんですね。
Far
やっぱり安心感というか、ネームバリューでしょうね。
hui
老舗カメラメーカーならではのブランドイメージでしょうか?
皆と同じものを使いたい心理的な働きもあるかと。
中国企業の比較的安価なレンズが多数ラインナップされているEマウントが1番人気かと思ってました。
RFマウントは、レンズの選択肢ガー、値段ガーとか言われ続けてましたか、状況は変わりましたね。
国内企業が世界の需要の大半を支える構図はこの先も続いて欲しいです。
フェーズ
人の持っているカメラにはつい目がいってしまうので中国来観光客のカメラも記憶にありますが、SONYだとA7R系+GMレンズ、CANONだとR5+24-70F2の方が多い。確かにここ2年くらいはCANON増えてますね。レンズは純正ばっかりで中国製レンズの観光客は見たことがない。
sasurai
レフ機からキヤノンの人が多いから、そのままキヤノンのミラーレス機に移る人も多いと思います。
昔からF1.2大口径単焦点レンズはありますし、完全電子マウントの歴史が長いですし、庶民派の機種も用意できる会社の体力も信頼性につながると思います。
rocky
R5 Mark II が納期未定の理由がよくわかりました。中国も含めて世界中から注文が来るなら、ちょっやそっと在庫があってもすぐに払底してしまいますよね。
シュワシュワ
中国でキャノンが人気なのは確立されたブランド力とルックスですかね
BMWの話もありましたが、分かりやすく適度に目立つルックスと言うのもありますかね
Lレンズの赤鉢巻は遠目からでも分かりやすいです
ニコンは大砲以外金環を止めてしまいましたし、ソニーはマウントのオレンジ環とGMバッヂは赤鉢巻ほど目立ちません
チョコクロ
中国という巨大マーケットでこれだけのシェアあるのは強いですね
しかも景気まで良かったし
ネームバリューという点では一眼時代は二強だったニコンがここまで低いのはミラーレスのスタートダッシュでコケたせいですかね?
ジェラ
3社で9割弱、フジも人気だと書いてあるからニコンの少し下のくらいだとすると4社で販売シェアの殆どが埋まる事になる。
支配的という言葉も頷ける数値。
残りは数%なのでパナやOMはまともに売っているのかわからないレベルですね。
PENTAXは仕方ないとしても上記2社は一応新製品も出しているのでよほど中国人にささらないのか、もしくは販路として捨ててるのか、何かありそう
キキリ タロタ
自分の意見としては、
キヤノンは、記憶色の色味なので、そういう部分もシェア拡大に影響してるのかもしれないですね。
(オーディオ分野で忠実な音を追求した日本メーカーが落ちぶれて派手な音を追求した外国(中華)メーカーが躍進したり、
日本の車は走りこごちを追求した車作りをし、中華メーカーのEVは快適な車内空間の耐久でかつ安い車作りをして躍進してることを考えると、そういう考え方もできるかな…と)
ただ、これからDJIがミラーレスカメラに参入するという噂があるので、
これからの中華メーカーの躍進がありそうなのは怖いところです。
KJ
中国人観光客とカメラというと、フィルム時代に
日本人ならガラスケースに飾っておく、限定仕様の
金ピカのカメラを首ら下げて歩いているのを思い出します。
そして現在もM型ライカやライカQも良く使っていて
SLも日本人より多く見かけるような。
ニコンとソニーがどこで入れ替わったかわかりませんが
ソニーがフルサイズのミラーレスに先鞭を付けた時に
遅れを取ったのはキヤノンもですが、スポーツ分野で
シェアの大きく望遠の白レンズが目立つキヤノンに比べニコンは
ダメージが大きかったのでしょうか。
Tom
PCも携帯電話も半導体もテレビもみんな日本は負けてしまいました。
世界で勝負できているのは自動車とカメラのみです。自動車もEVになって風向きが怪しい。
キヤノン、ソニー、ニコンには日本の産業の牙城として頑張って欲しいです。
アリエスZ6Ⅱ
あのソニーをもってしても中国市場でのシェアを奪えていないことは正直驚きです。
2008年の中国のデジカメ市場ではキヤノンがシェア1位で27.7%、2位がソニーで21.8%、3位がサムスンの15.4%、4位に9.2%のニコンがつけていました。
なので実際のところサムスンがいなくなってキヤノンがシェアを大きく伸ばしたこと以外はあまり変わり映えしていないということになります。
売れている機種の内訳はわかりませんが、キヤノン強しですね。