富士フイルム「XF16-55mmF2.8 II」「XF500mmF5.6」のインプレ

PetaPixelに、富士フイルムの新しい標準ズーム「XF16-55mmF2.8 R LM WR II」と超望遠単焦点レンズ「XF500mmF5.6」の簡単なインプレが掲載されています。

Hands-On With Fujifilm's XF 16-55 f/2.8 II and XF 500mm f/5.6

XF16-55mmF2.8 II

  • 重さは従来の655gから410gに大幅に軽量化されており、使い勝手に大きな変化をもたらす。新型は軽量化にもかかわらず、頑丈で鏡筒に遊びやグラつきは見られない。
  • 新型は旧型よりも明らかにコンパクトで、X-T5やX-H2との組み合わせでは手に持ったときのバランスが遥かに良くなっている。
  • フォーカスリングは良い感触で滑らかに動く。絞りリングはクリックを解除することもできる。
  • AFは速く静かだ。
  • ボケは滑らかで心地よい。

XF500mmF5.6

  • マウントはXマウントなので小さくなっているが、このレンズはGFX用の500mmのほぼ完全なコピーで感触もそのままだ。重さはGFX用よりも40g軽量化されており、塗装はGFX用の黒ではなく、明るいシルバーグレーとなっている。
  • レンズの大きさは小型センサー用にもかかわらず、残念ながらGFX用そのままだが、APS-Cのボディでも扱いにくさは感じられず問題なく使える。
  • AFは非常に速く、飛んでいる鳥に問題なく追従できた。
  • 三脚座の足はアルカスイス対応で、軽量化したい場合は取り外すことができる。

 

XF16-55mmF2.8IIは、大幅な小型軽量化でバランスも改善され、かなり扱いやすくなっているようですね。画質の詳細なレビューはまだですが、ボケに関してはかなり好印象だったようです。

XF500mmF5.6はGFX用とマウント以外はほぼ共通で、サイズもそのままのようですが、もともと500mmF5.6としては小型軽量なレンズなので、APS-Cのボディでも使い勝手はよさそうですね。