富士フイルムが、大幅に小型軽量化された新しい標準ズーム「XF16-55mmF2.8 R LM WR II」を正式に発表しました。
・「フジノンレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR II」新発売
- 富士フイルム株式会社は、「XFレンズ」のラインアップとして、「フジノンレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR II」を2024年12月中旬より発売する。
- 最新のレンズ加工技術によって、構成レンズの薄型化に成功。従来機と比べてレンズ全長を約11mm短縮、体積を約37.8%小型化するとともに、質量を約37.4%軽量化し約410gに抑制。高い機動性を実現。
- 非球面レンズ4枚、スーパーEDレンズ1枚、EDレンズ3枚を含む11群16枚の贅沢なレンズ構成を採用。中心部から周辺部まで高解像を維持し、大口径レンズながらも色収差を極限まで抑制。
- 非球面レンズの超微細加工技術の進化により、従来機に比べ輪帯模様の発生を抑制し、滑らかで美しいボケ味を表現。
- ズーム全域で最短撮影距離0.3mを実現。最大撮影倍率0.21倍の近接撮影が可能。
- 鏡筒各部に12か所のシーリングを施した防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用。
- 「絞りクリックスイッチ」を採用。本スイッチをONにすると、絞りを動かした量を直感的に把握しやすく静止画撮影に最適。またOFFにすると、絞り操作時の明るさの変化を滑らかにし、よりスムーズな操作感を実現。快適に動画を撮影できる。
- フォーカシング時の画角変動(ブリージング)を抑制。
- 高速なリニアモーターによりフォーカス群を駆動させることで、約0.02秒*2の高速・高精度AFを実現。
XF16-55mmF2.8 II は驚くほど軽量化されていますが、非球面レンズや特殊素材を贅沢に仕様した光学系で画質も期待できそうです。この小ささ軽さに加えて、最短撮影距離が全域で0.3mに改善されており、使い勝手もかなり良くなりそうです。また、非球面レンズの加工精度の改善によってボケ味が改善されているのもポイントが高いですね。
ふじさん
SONYの2470GM2にそっくりな小型軽量化ですね。
作例やレビューが待ち遠しい。
1199ドルということで、為替相場から価格は税込で20万近辺でお願いしたい。。
できれば印象的には20万切ってくれー。
g
クリックスイッチやブリージング抑制など、動画寄りの改善もありますね。
16-55がここまで小さくボケも綺麗にできるなら、90/2の小型化と33/1.0も検討して欲しいです。
風
XF16-55mmF2.8 R LM WRは2014年にX-T1グラファイトシルバーと同時に購入、以来X-Tシリーズの5世代にわたって使い続けています。しかし、歳をとると重く大きいレンズは行動に大きな負担となりますし、あの大きさ、重さは写りを重視したとはいえAPS-Cとしては異常でした。よって、私としては11月下旬発売のタイプⅡの予約は必須です。
「レッドバッジ」レンズはズー ム全域で開放から高い性能を発揮するXFシリーズのフラ ッグシップズームレンズですが、次のリニューアルはもう一つのレッドバッジであるXF50-140mmF2.8とズボラズームのXF18-135mmF3.5-5.6を期待しています。XF55-200mmF3.5-4.8のリニューアルも考えられますが、同じ重さでXF70-300mmF4-5.6がありますので、やはり明るくかつズーミングでも全長の変わらないXF50-140mmの軽量化・高機能化が先だと思います。XF50-140mmが30%軽量化されれば、XF16-55mmF2.8と合わせて530gすなわちボディ1台分は軽くなるわけで、期待せずにはいられませんね。
シュワシュワ
デジタル補正を忌避していた先代と違って活用するようにもしているでしょうけど、製造技術の進歩も大きいようですね
APS-Cの利点が出てくるサイズ感に収まって魅力的になりました
16-55から始まってレッドバッヂリニューアル開始ですかね
50-140は700g程度にはなってくるといいですね
8-16はそんな極端なのより10-24F2.8でいいのにと思います
100-400はそんなに軽くできなさそうですが、軽量化より画質とAF・手振れ補正でしょうか
この技術を活かして16-80, 10-24のF4シリーズも更新されると嬉しいです
Xシリーズには魅力を感じているものの、中心にしたい16-80の評判がいまいちで実際40MB推奨外なのでこれがネックです
スペック的に現行機が極端に大きすぎ・重すぎという訳ではないと思いますが、画質が伴ってないの問題なので、多少軽くしつつ明確な画質向上を期待したいです
ずっとT二桁
デジカメ Watchで“推定売価は18万9,200円(税込)”とか出してましたけど、
今回は海外価格との差は小さいのかな?
T50の時は当時の円安と合わせて結構なプレミアが乗っかってましたが。
>シュワシュワ さん
10-24の更新が第五世代より後だったらと悔やまれますね。
OIS抜き軽量版(xf16-50みたいな)でもよかったのに。
いっそレッドバッジで8-24とか。
北もんた
前玉が小さくなることによる口径食など心配してましたが、DPREVIEWに上がっているプロトタイプの試写には意地悪な被写体がなくレモンボケのようなものはよくわかりませんでした。若干バブルボケを感じる玉ボケが無いわけでは無いですが、背景ボケは好ましく素直な印象ですね。
ただインナーズームではないことや、接写性能がもう一声ほしかった点を勘案すると16-50F2.8-4.8の方が自分の撮影には合っているようです。18-50F2.8-4の時は気象条件によってWRの16-55F2.8の出番が結構あったのですが、今回は悩ましい限りです。安くないレンズでしょうから、しばらく様子見しようと思います。
店頭で触って気が変わる可能性は否定できませんが…