DigitalCameraWorldにニコンが「Z」の後ろにスペースを入れないようにZシリーズのカメラの命名規則を変更したという記事が掲載されています。
- Z50IIの記者会見で、ニコンは記者に対し、この新製品は「Z50 Mark II」ではなく「Z50II」という名称であることを強調し、「名前に『Mark』は含まれないので、記事に『Mark』は記載しないように」と指示した。
しかし、プレスリリースを読み進めていくと、新しいカメラの名称が、これまでの公式名称である「Z 50II」ではなく、一貫して「Z50II」と表記されていることに気付いた。これはマーケティング部門のミスだったのだろうか? そうではない。
私はニコンの担当者に「Z」の後のスペースは本当になくなったのか尋ねずにはいられなかった。そして、今や確かにそのような表記になっているようだ。「公式命名規則でZの後のスペースは使用しなくなった。当社のZシリーズのミラーレスは全て、今後は「Z 50 」や「Z 30 」ではなく、「Z50」 、「Z30」と呼ばれることになる。したがって、新しいカメラの正しい名前は「Z50II」だ」
正直言って、Digital Camera World にとって、これはまったく問題ではない。なぜなら我々は最初からZシリーズをそのように呼んできたからだ。その方が理にかなっているように思えたのだ。
しかし、それだけではない。検索が何よりも重要なオンラインでニコン製品の情報を探すときにスペースを入れる人は誰もいなかった。「Nikon Z 7」ではなく「Nikon Z7」と検索した場合のヒット数がはるかに多かった。
我々はカメラ名とローマ数字の間にスペースを入れて、そのモデルが何世代目であるかを示すことを主張している。公式発表がどうであろうと「Z50 II」の方が「Z50II」よりずっと読みやすい。
Zの後ろのスペースは「Z6III」で既になくなっていましたが、今回、既存の機種を含めてスペースを入れない表記が正式な表記ということで統一されたようです。Zの後ろにスペースを入れる表記は検索がしにくいことや、ハッシュタグの入力で困るという声が多かったので、この変更は多くの人に歓迎されそうです。なお、現時点では、ニコンの公式サイトの表記は、Z6IIIより前に発売された機種はまだZの後ろにスペースが入ったままで変更されていないようですね。
わたあめ
言われてみればスペース開けて検索してませんでしたね。
さばしろ
厳しい言い方かもしれないけど、ニコン幹部のネットリテラシーの低さを露呈した命名だと感じてました。
to
Zシリーズ発表当日から指摘されていましたね、ネットでの検索しにくさとハッシュタグ問題。
恐らくユーザーだけでなく社内からも改善を求める声があったんでしょうね。
スナッキー
一般には細かい部分だけどネットやPCでの管理で重要な部分ですよね。
個人的にはローマ数字が苦手なのでその辺も業界全体の傾向としてなんとかして欲しいところ。
Kanuma
Zシリーズに限らず多くのメーカーに言えることですが、機種名のローマ数字は検索が分散する要因にはならないんですかね。iで表記したり、間隔を開けて算用数字で表記する場合も見うけられるので。
コツメチャン
Z6IIIからですよね、スペースが無くなったの。
検索しづらかったので歓迎です。
NDLP
ネットで扱い辛いのでスペースなくすのは正解だと思います。
ニコンは以前から、DXフォーマットとかレンズ交換式アドバンストカメラとか
世間一般に普及していない、あるいは扱い辛い命名を好んで使用している
傾向がある気がします。今回のスペース入れたモデル名も然り。
社内の誰の判断でそうしているのかは不明ですが…
焼きそば
というか、なんで今までスペースを入れていたんでしょうか?
rad
これ、ずっと不思議でした。Dはスペースないのに…
想像ですが、BMWがZ1〜Z9まで商標登録で抑えていて使えなかった…はありそうですかね。
もしZ4以下を出してきた時に付いてたら可能性ありです。出さなそうですが。
ニコジン
SEO対策の一環ですね。
検索する際や記事や動画のアップ時にも大きく効果があると思います。
カタスマー
キヤノンはなぜかLレンズで半角スペースを入れるようになったんですよね
ネットリテラシーが低いとは思いませんが、何かしらの意図があるんでしょうかね
sky
2009年には、"iPhone 3G S" → "iPhone 3GS" というマーケティング的アンチパターン修正の例があるのに、
ニコンはそれを再発見するまで15年かかりましたね…
アリエスZ6Ⅱ
レフ機の頃の数字が飛んだりローマ字が付いたり付かなかったりと、分かりにくいものが多かったことを思えば「スペースの有無はかわいいもの」ぐらいに考えていたのかもしれませんね。
(半分)冗談はさておき、いわゆるZ世代をターゲットとする営業活動を重視し始めた結果ではないかと思います。
それまでのニコンは気になった時に「最初に現物を見に行く」ユーザー層への営業がメインで、「最初にネットで調べる」ユーザー層への働きかけ、売り込みは非常に消極的なものでした。
今のニコンはYoutuberへの貸出やSNSの積極的な活用、スマホネイティブユーザー向けコンテストの開催・参画など営業の場を広げていますから、改めてスペースが弊害になると判断したのでしょう。
ジェラ
ハッシュタグを想定した場合スペースとハイフンはない方が絶対にいいですからね
正直ハイフンを採用するのも何考えてるのかと思います
カメα
確かにスペースを空けると聞いた記憶がありますね
気にせずハッシュタグ等はスペースなしだった気はしますが
ところでキヤノンの「mark」表記は今後も続けるのか気になります笑
隼人
何らかの理由によりこれまでスペースを入れていたが、今後のモデル以降は不要である確認が取れたので今後出てくるII型以降のカメラにはスペースが付与されない、というのと、
既存モデルにさかのぼって製品名のスペースを削除する、のではまるで別の話だと思いますが、
この記事を見ると後者なのでしょうか…
ねす
Nikonさんはついにスペースやハイフンを無くしたんですね。
OMDSさんのOM-1もOM1にすれば良かったのになぁと当時からずっと思っていました。
OM-1はこの表記にとても意味のある表記だからこだわったのだということもわかります。
Zシリーズの型番がよりわかりやすくなって、私はとても好意的に受け取っています。
ASA
Zシリーズの広まりにより、Z短縮検索で高級車やバイクがデデンと表示されなくなりました
ちゃんとニコンのZカメラが表示されます
検索エンジンや既存ブランドへ配慮する時期は終わったということでしょう