パナソニックが「DC-G99M2」と「DC-TZ99」を正式発表

パナソニックがDC-G99D後継機「DC-G99M2」とDC-TZ95Dの後継機「DC-TZ99」を正式に発表しました。

Panasonic brings refreshed DC-G97 and ZS99 / TZ99 models with subtle updates(DPR)

LUMIX DC-G97(国内ではDC-G99M2)

  • G97(G99M2)は控えめなモデルチェンジで主なアップデート点は、背面モニタがより高解像度になったこととUSB-C端子の採用だ。USB-C端子は依然として USB2.0の速度にしか対応しておらず、カメラの充電には使用できるが、使用中に給電することはできない。
  • Bluetoothがバージョン5.0にアップグレードされ、スマートフォン画像転送専用の専用ボタン、録画時に画面周囲の赤いフレーム表示、縦向きで撮影した動画にタグを付ける機能が追加されている。
  • これらの点を除けば、G97は2019 年に発売されたG90/G91/G95D(国内ではG99D)と基本的に同じカメラだ。
  • DC-G97(G99M2)は、12-60mm F3.5-5.6 Power OISとのレンズキットで、2025 年2月中旬から下旬に推奨価格849 ドルで発売される予定だ。これは、DC-G95(G99D)の発売価格と比較して 350ドルの値下げとなる。

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LUMIX DC-ZS99 / DC-TZ99

  • ZS99 (北米以外では TZ99) は、もう少し大きな変更点がある。このカメラにも USB-2.0 Type-C端子が追加されている。旧型の ZS80D (TZ95D) と比較したもう1つの変更点は、EVFが削除されたことだ。パナソニックは、EVFを必須と考えるユーザーよりも、EVFが必須ではないと考えるユーザーの方が多くいると考えている。
  • 2000万画素 1/2.3 (mm) センサーと 24-720mm 相当のレンズを搭載した30倍ズームのコンパクトカメラで、その他の機能は受け継がれているが、旧型のパノラマ機能とビューティーレタッチ機能は削除されている。
  • DC-ZS99は、2月上旬から中旬に推奨価格499ドルで発売される予定だ。これは、旧型より50ドルの値上がりとなる。

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how2fly氏の噂通り、パナソニックから発表がありましたね。DC-G99M2はG99Dの小規模なモデルチェンジで、ヨーロッパで販売するためのUSB-C端子の採用がモデルチェンジの主要な目的でしょうか。ただ、価格が350ドルも値下げされているのが目を引くところです。

DC-TZ99はTZ95DのモデルチェンジでこちらはUSB-Cに対応しているだけでなく、EVFが削除されているので、TZ95Dとは方向性の異なるモデルになっていますね。このEVFの削除は賛否が分かれそうです。