ライカが「SL3-S」を正式発表

ライカが2400万画素センサーを搭載したLマウントの高速連写機「SL3-S」を正式に発表しました。

the fastest Leica ever, yet strangely familiar(DPR)

  • ライカはSL3-Sを同社の史上最速のカメラと位置付けており、このカメラは最高30コマ/秒(被写体認識と追尾AF連動で12bit RAW)で撮影可能だ。
  • AFは位相差に対応し、人物(頭、顔、瞳)や動物を認識する機能を備えている。Wi-Fiも並列接続の2x2 Mimoが提供され、これにより最大でSL2-Sの8倍の速度で転送可能になっている。
  • マルチショット高解像度モードが搭載されており、三脚モードと手持ち撮影モード(ディテールは劣る)を選択でき、画面内の動いている被写体の処理方法も選択できる。画像はカメラ内で生成可能だ。
  • パナソニックS5IIxと非常に近い多くの動画モードが提供されている。外部レコーダーにも対応し、RAW動画をHDMIで出力できる。またUSB-Cから外部SSDへの直接記録にも対応する。
  • コンテンツ認証情報の埋め込みに対応する。
  • ライカSL3-Sは推奨価格5295ドルで直ちに発売される。

  • 主な仕様:
    - 位相差AF搭載の2400万画素裏面照射型センサー
    - 最大30コマ/秒の連写
    - IP54のシーリング
    - 9600万画素のマルチショットモード
    - 6K30pオープンゲート記録
    - フルサイズで4K30p、APS-Cクロップで4K60p
    - ProRes 422 HQ内部収録、SSDへの出力、HDMI経由でRAW記録
    - Frame.ioプラットフォームのカメラtoクラウドに対応
    - コンテンツ認証情報の埋め込み

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ライカSL3-Sは噂通り低画素の高速連写機でライカのカメラとしては最も動体撮影に強いカメラになっているようです。また、動画もかなりハイスペックで、動画のコンテンツクリエイターにも対応しそうなスペックですね。ボディの形状はSL3から変わっていないようですが、LEICAのロゴマークが白から黒に変更されていますね。