富士フイルムは今後も「X-Pro」と「X-E」シリーズを継続する予定

DPReviewに、富士フイルム開発陣のインタビューが掲載されています。

"Our plan hasn't changed," says Fujifilm of X-Pro, but X-E may have snapshot future

  • (X100VIのバックオーダーについて)
    注文数が異常なほど多く、我々は注文に追いつくために最善を尽くしている。出荷を一貫して続けており、これからも最善を尽くすつもりだ。X100VIはこれまでのX100シリーズが3~4年で売った量を1年ですでに売っている。

  • (一部ユーザーがAF性能を懸念しているが?)
    AFに改善の余地があることは認識している。これで十分と言える段階には達していないと思うので、今日も改善に取り組んでいる。

  • (X-ProシリーズとX-Eシリーズについて)
    計画は変わっておらず、X-Pro3後継機を発売する予定だが、まだ日程は決まっていない。もちろんX-Eもだ。このシリーズも放棄したわけではない。

  • (X-Eのターゲットは?)
    レンジファインダースタイルを好み、特定の撮影対象を念頭に置いていないユーザーだ。日常の写真撮影を好み、スナップカメラとして使用するユーザーだ。

  • (スチル重視のカメラの未来は?)
    スチル向けにカメラを改良することは十分可能だと思う。たとえば、X-Hのようなハイブリッドカメラが増えたため、X-T5のモニタをバリアングルではなくチルトにすることができた。おそらく、スチル用とハイブリッドモデルで更に分離することができるだろう。

 

X-ProとX-Eの新型機はなかなか登場しないので、シリーズ廃止を心配する声もあるようですが、今後も継続が明言されたので、これらのシリーズのファンの方はまずは一安心ですね。ただ、日程は決まっていないということなので、発売はまだ結構先になるかもしれません。

スチル重視のカメラに関しては肯定的なコメントなので、動画重視のハイブリッド機とは別にラインナップされていくことに期待できそうですね。