キヤノンが「RF75-300mm F4-5.6」を正式発表

キヤノンが低価格の望遠ズーム「RF75-300mm F4-5.6」を正式に発表しました。

望遠ズームレンズ"RF75-300mm F4-5.6"を発売

  • キヤノンは「EOS Rシステム」の交換レンズ「RFレンズ」の新製品として、気軽に望遠撮影を楽しみたいユーザー向けの望遠ズームレンズ"RF75-300mm F4-5.6"を2025年5月下旬に発売する。
  • 望遠ズームレンズながら、全長約146.1mm、質量は500mlのペットボトル飲料1本分と同程度の約507gの小型・軽量設計を実現。さらに、小型・軽量設計を活かして、静止画撮影だけでなく、動画撮影時においても気軽に撮影を楽しむことができる。
  • 「EF75-300mm F4-5.6 III」(1999年4月発売)の光学設計を活用し、RFマウントとして商品化したことで、普及価格帯を実現。

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キヤノンが普及型の望遠ズームを発表しました。このレンズは噂が流れていなかったので突然の登場になりましたね。

光学系は1999年に登場したEF75-300mm F4-5.6 IIIで、かなり古いものを流用しているようで、価格重視のレンズになっているようです。ベースが26年前の普及型レンズなので、光学性能にはあまり過度な期待はしない方がよさそうですね。

このレンズは望遠端300mmのレンズにもかかわらずISが搭載されていないのが気になるところで、キヤノンの普及型のカメラはIBIS非搭載のカメラも多いので、できればISを搭載して欲しかったような気もします。

なお、このレンズの価格はキヤノンオンラインショップで税込み3万5200円となっています。