ニコンは年度末までにZレンズのラインナップを50本以上に拡大する

PetaPixelに、NABショーでのニコンイメージング事業部長の発言が紹介されています。

Nikon Wants 50 Nikkor Z Lenses By Next Spring, So What's Missing?

  • ニコンは今月初めにラスベガスで開催されたNABショーでPetaPixelの取材に対し、来春までに全部で50本のZレンズを市場に投入することを目標としていると述べた。

    「当社のミラーレスカメラシステムの大きな転換点は3つに絞られる。1つ目は、2021年12月のZ9の発売、2つ目はZfcとZfというユニークな製品の発売、そして3つ目はレンズの多様性だ」

    「ニコンは現在46本のレンズをラインナップしている。幅広い顧客の多様なニーズや撮影用途に応えるマウントの優位性を最大限に活かしたレンズラインナップの拡充を目指している。今後の展開としては、今年度末までにレンズ本数を50本以上に拡大することが目標だ」

    Zレンズに欠けているレンズはそれほど多くはないが、取り組むべきレンズはいくつかあるだろう。

    - 天体写真家のニーズに応える大口径の超広角レンズ
    - 魚眼レンズやティルトシフトレンズなどの特殊レンズ
    - DXレンズ
    - 105mm f/1.4や200mm f/2などのFマウントにあってZマウントにまだないレンズ
    - 動画に最適化されたハイブリッドレンズ

 

ニコンは現在46本のZレンズをラインナップしているということなので、年度末(来年の3月)までに50本以上にラインナップを拡大するという目標は、最低4本のレンズを投入するということなので、現実的な目標と言ってよさそうです。具体的にどのようなレンズが登場するのかは分かりませんが、DXレンズはもう少し拡充して欲しいところかもしれませんね。