キヤノンがフルサイズ用のPZレンズを開発中?

Canon Rumorsに、キヤノンのフルサイズ用の新しいパワーズーム(PZレンズ)に関する情報が掲載されています。

Canon Full-Frame PZ Lenses Could Be on the Horizon

  • 先月、キヤノンはEOS R50 Vと新しいレンズ「RF-S 14-30mm F4-6.3 IS STM PZ」を発表した。「PZ」は、パワーズーム内蔵を意味している。

    キヤノンは過去1~2年の間に、フルサイズ用の「Z」レンズシリーズもリリースしたが、パワー ズーム機能を利用するには外部アクセサリが必要だ。

    キヤノンは、フルサイズ用パワーズーム内蔵レンズの計画を進めているようだ。パワーズームアダプターを付けたRF 24-105 F2.8L IS USM ZやRF 70-200 F2.8L IS USM Zに4000ドルも出すのは、多くの人がためらうからだ。

    最近の特許で、キヤノンはF4固定のフルサイズ対応PZレンズを開発中であることが示されている。これらのレンズは、大型センサーを求めるクリエイターにとって、Lマウント以外のより手頃な選択肢となるだろう。

    - RF24-50mm F4 PZ
    - RF16-35mm F4 PZ
    - RF20-60mm F4 PZ
    - RF18-45mm F4 PZ

    これらの特許の光学系の中で、RF16-35mm F4 PZが製品化される可能性が最も高いと考えられる。また、RF24-50mm F4 PZは、RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZと35mm換算でほぼ同じ焦点距離のレンズとなる。これらの特許がコンシューマー向け製品になるという保証はないが、将来的にフルサイズ用のPZレンズが登場する可能性が非常に高いと考えている。

 

キヤノンがフルサイズ用のPZレンズを準備している可能性があるようですが、パワーズームアダプター対応のZシリーズはハイエンド製品、PZレンズは普及型製品になるのでしょうかね。Zシリーズのズームは大きく重く高価で、パワーズーム機能もオプションと、Vlog用途などには使いにくいので、もっと気軽に使えるパワーズームをラインナップするつもりなのかもしれませんね。