Photons to Photosに、ニコンZ5IIのダイナミックレンジと高感度ノイズの測定結果が掲載されています。
機種名 | 最大ダイナミックレンジ | ローライトISO | ローライトEV |
Z5II | 11.15 | 5226 | 10.71 |
Z5 | 11.35 | 4099 | 10.36 |
Z6III | 10.46 | 4709 | 10.56 |
Z6II | 11.28 | 5298 | 10.73 |
Zf | 11.12 | 5300 | 10.73 |
Z8 | 11.32 | 4224 | 10.40 |
α7 IV | 11.71 | 5365 | 10.75 |
EOS R6 II | 11.52 | 5575 | 10.80 |
S5II | 11.23 | 5796 | 10.86 |
- Z5IIとZ5とのダイナミックレンジの比較
- Z5IIとZ6III、Z8とのダイナミックレンジの比較
- Z5IIと、EOS R6 Mark II、α7IVとのダイナミックレンジの比較
Z5IIのダイナミックレンジと高感度ノイズの測定値は、同じセンサーを採用するZ6IIやZfとほぼ同じ結果となっていて、初代Z5と比べると、ダイナミックレンジは同程度ですが高感度性能は大幅に改善されています。
部分積層型センサーを採用するZ6IIIと比べるとダイナミックレンジ、高感度共にZ5IIの方が優れており、画質重視なら、Z5IIは上位モデルと比べても良い選択肢になりそうですね。
M-KEY
ますますZ6IIIの立場が・・・
ササさん
これは歴史に残る銘機になりそうですね
今年の賞総なめしそう
スイカターボRS
M-KEYさん
Z6IIIは動画面での優位性で勝負していく算段なのでしょうが、そもそもニコンユーザーがそこを求めているのかという問題もあるように思います。
もちろんニコンもそれを承知で動画ユーザーのパイを取りに行っているんだと思いますが。
フィルム派理子派
Z5IIの記事ですが、Z6IIIが逆に際立ってますね…。主たる用途が違うと思うので数値だけ見てもあれですが。
Z5IIユーザーとしては必要以上にナンバリングに囚われず本当に良いカメラを出してくれたことに感謝しかないですが、売価と機能/性能とのバランス、SDカードのダブルスロットを採用してくれたこと含め、個人的にはこちらの方が『OUTPERFORM』している気がします。
北の大地
数値がどうだったいいとかわかりませんが、α7 IVってそこそこ古い割に、健闘してるのかなって。
でもま、数値で写真が決まるわけでもないですしね。
はなやま
やはり、どちらかと言えばZ5IIこそが真のZ6IIIで
先に出たZ6IIIはZ6IIIsとかHSとか、もしくは
全然違う新しい型番で出るべきだったのかもしれませんね。
もちろん、Z6IIIはセンサーが早く電子シャッターでストロボも使えて
動画とか電子シャッターで枚数を撮る用途には強いので
強みを活かせる場面でどんどん使っていければ良いと思いますが
Z9,Z8,Z6IIIとここまで来て、スタンダードに位置するZ5II(とZf)が一番良いカメラ
までありえるのがニコンのものづくりの真面目さを物語っている気がします。
タロウカジャ
Z5Ⅱは、従来から使い慣れたセンサーにEXPEED7を搭載して,各機能をブラッシュアップして価格を抑えて登場したのですから問題が少ないはずです
一方Z6Ⅲは、部分積層のセンサーを搭載して読み出し速度の大幅な高速化が可能になり、ローリングシャッター歪みを抑制することができる。と言う動画向きの機種に出来上がっています。
ただ多くの方は静止画の性能を求めている様なのでZ6Ⅲは円安の影響で少し高額なこともあり国内市場では苦戦しているのだと思います。キャッシュバックキャンペーンが終わりましたが国内価格をZf共々どうするんでしょうか懸念しているところです。
M-KEY
スイカターボRSさん
Z6IIIは、動画重視のセンサースペックなんですが、果たしてこのクラスに自撮りを本体のみで多用するユーザーの比率は?
このクラスであれば、別にレコーディングモニターを使う人も多そう。
自撮りをしないのであれば、動画でも普通の上下ティルトの方が使いやすく、スチルも含めた縦撮りも考慮すれば4軸ティルトでしょう。
Z 8 と Z6IIIを見比べると、4軸ティルトよりもバリアングルの方が高コストぽくも見えます。
Z5IIであれば、本体のみでの自撮り需要は多いでしょう。
部分積層も、スチルではほとんど恩恵は得られないというか、Z5IIの走査スピードで不足する被写体だと、Z 6IIIでも厳しく、いっそZ 9 / Z 8を使いたくなります。
(そのZ 9 / Z 8でも走査スピードは十分とはいえませんが)
Z6IIIのセンサー性能が中途半端というよりも、Z 9/ Z 8の積層センサーが45Mなのにダイナミックレンジや高感度特性で優秀過ぎるのかもしれません。
EOS R5Cのような、Z 6IIIベースの動画特化機が出るかもしれませんね。
Z6IIIからZ5IIに買い替えたくなりそうで怖いです。
Toshi
ちょっと値段が上がっても、外装を Z6 III と共通にして欲しかったですね。
あと自分には R6 II の数値の高さが目を引きました。
Kentie
Z5II と Z6/Z6II/Zf/D780 は同じセンサーであることが如実に表れてる結果ですね
正確な比較ではありませんが,渓谷など明暗差が大きい状況での撮影では,Z6III より Z6II の方がわずかに暗部のトーンの再現がよかったように感じることがあります
ただ,Z6III はファインダーや連写性能など細かな使い勝手が格段に向上してるんで,その点 Z5II は使ってみてどうなのかが気になるところです
あと,R6II や R3 は低感度からノイズリダクションがかかっている(グラフが▼表示)ので,上記の比較は参考程度にとどめた方がよいでしょう