ソニーが17stopに迫るダイナミックレンジを実現する1/1.12型センサーを発表

PetaPixelに、ソニーの17stopの広ダイナミックレンジを実現するスマートフォン用の2億画素 1/1.12型センサーの記事が掲載されています。

Sony's New 200MP Sensor Promises Nearly 17 Stops of Dynamic Range

  • ソニーの17stopsに迫るダイナミックレンジを実現した新型2億画素センサー:ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社は、新型モバイルイメージセンサー「Lytia 901」を発表した。Lytia 901は、2億画素の1/1.12型センサーで、ピクセルサイズは0.7μmだ。毎秒120フレームの4K録画に対応する。

    このセンサーには、ハイブリッドフレームHDRという新たな機能が搭載されている。この技術は短時間露光で撮影したフレームをデュアルコンバージョンゲインデータで合成する。ソニーによると、HF-HDRは従来のHDR技術と比較してダイナミックレンジを大幅に向上させ、「100dB以上」の性能を実現できるとのことで、これは16stop以上のダイナミックレンジに相当する。

    ソニーセミコンダクタは、この技術について、「これにより、明るい部分の白飛びや暗い部分の黒つぶれが大幅に抑制され、人間の目で実際に見ているものに近い画像が実現する」と述べている。

    Lytia 901にはセンサーは新しいQuad-Quad Bayer Coding(QQBC)配列が採用されており、隣接する16(4×4)ピクセルを、赤、緑、青のいずれかの同色フィルターを用いて1つのクラスターにまとめる。通常の撮影状況では、これらのクラスターは1つのピクセルとして扱われ、解像度と感度の優れたバランスを実現する。そして、ズーム撮影時には、センサーはピクセルをリモザイクして通常のピクセル配列を再現する。

    Lytia 901は、フル解像度の2億画素のRAW画像を最大10コマ/秒で、5000万画素の画像を最大30コマ/秒で撮影できる。8K 30pと4K120pの動画撮影も可能だ。

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スマートフォン用のセンサーは進化が速く最新技術がいち早く導入されますね。今回発表されたLytia901はハイブリッドフレームHDRという新機能の採用で、16~17stopのダイナミックレンジを実現しているとのことで、これはかなり期待できそうな新技術ですね。デジカメラの大型センサーにもこの技術が採用されるのでしょうか。

また、QQBC配列は16ピクセルを1つにまとめて高画素センサーを高感度に強い低画素のセンサーとしても使えるようにした技術で、これも非常に有用そうな技術ですね。