ソニー「α7V」は部分積層型センサーを採用し、連写は30コマ/秒?

SonyAlphaRumorsに、ソニー「α7V」に関する噂の続報が掲載されています。

Sony A7V uses a new 33MP partially stacked sensor and shoots 30fps in electronic shutter mode!

  • α7Vが全く新しい3300万画素部分積層型センサーを搭載することを、95%の確信をもって言えるようになった! Z6IIIとLUMIX S1II は、どちらもソニー製の2400万画素部分積層型センサーを使用しているので、α7Vのセンサーは世界最高解像度の部分積層型センサーだ。

    ソニーの新型センサーが、ニコンやパナソニック機に使われている2400万画素センサーと同じアーキテクチャを共有するのか、それとも新世代の設計なのかは、現時点では不明だ。

    α7Vは電子シャッターで30コマ/秒の撮影が可能だが、EOS R6IIIはこれを超えて40コマ/秒を実現している。ただし12-bitモードのみだ。現時点では、α7Vが30コマ/秒で14-bit画質を維持できるのかどうかは不明だ。

    メカシャッターはα7IVと同じ10コマ/秒だが、興味深いことに、情報筋の1人は、ソニーがこれをソフトウェア的に意図的に制限している可能性があると主張している。ハードウェア的には最大15コマ/秒まで対応できるかもしれない。

    また、α7Vは4K/60pをノークロップで記録できる。この点では、FX2よりも優位に立つことになる。更なるスペックは近日中に公開したいと思う。以下は噂されているα7Vのスペックだ。

    33MP部分積層型センサー
    電子シャッター30fps、メカシャッター10fps
    8段分の効果のIBIS
    4K60p ノークロップ
    α1IIのような新AIチップ
    フリーアングル・チルト3.2型タッチスクリーン液晶モニタ
    2×デュアル Type A SDスロット
    C5ボタンなし
    改良されたEVF(560万ドット?)
    デュアルUSB-Cポート(micro-USB端子を廃止)
    α7RVと同じボディデザイン
    価格は約3000ドル
    12月2日発表
    クリスマス前に少量出荷
    α7V予約開始は12月2日

 

ついにα7Vのセンサーの情報が出てきましたね。α7Vは新しい部分積層型センサーを採用するということなので、α7VIから大幅な性能向上が期待できそうです。新型センサーなので、ニコンやパナソニックの部分積層型センサーから更に進化しているのか興味深いところです。

3000ドルの価格はスタンダード機としては高めという印象でしたが、部分積層型センサーを採用しているなら仕方ないところですね。