DigitalCameraWorldに、キヤノンの新しい超広角単焦点レンズ「RF14mm F1.4 L VCM」の初期レビューが掲載されています。
・Canon RF 14mm f/1.4L VCM lens hands-on: expansive view but expensive price
- 価格は2,599ドルと従来のVCMシリーズの製品よりも大幅に高いが、これは蛍石を採用したためだと推測している。
- 明るい開放F値と複雑な光学系にもかかわらず、レンズの重量はわずか578gで、これは50mmや85mmのF1.4 VCMよりも軽く、旧型のEF14mm F2.8L II USMよりも67g軽い。シグマ 14mm F1.4 DG DN Artと比較すると、キヤノンの新レンズは大幅に小さく、重量は約半分だ。
- 歪曲は極端に広い画角にもかかわらず、驚くほど抑えられている。歪曲はカメラ内補正に大きく依存してはいるが、それによってより有用なレンズ設計が可能になるのであれば、筆者は構わないと考えている。補正後の画像は、わずかな糸巻き型の歪曲が見られる程度で、ほぼフラットだ。
- 画質は極めて優れているように見える。3250万画素のEOS R6 Mark IIIと組み合わせた場合、中心部のシャープネスは素晴らしく、画面全域で良好だった。
- AFはほぼ瞬時に合う。キヤノンのVCMのAFシステムには毎回感銘を受ける。驚くほど速く、かつ完全に無音だ。
- 最短撮影距離は24cmで、最大撮影倍率は0.11倍でマクロには程遠いが、近接撮影による誇張されたパースペクティブを得るには有用だ。
- フレア耐性も高いようで、あえてフレアが出るような角度で撮影を試みたが、コーティングとレンズ素子の組み合わせにより、フレアの発生は防がれていた。
- 結論:RF 14mm F1.4L VCMは、静止画と動画の両方に対応する本格的な超広角レンズであると感じられる。画像は驚くほどシャープで、歪曲収差やフレアも良好に抑制されていた。高度な光学系、管理しやすい重量、そして静かなVCMによるAFを含むハイブリッド向けの操作性は、動画制作だけでなく、天体写真、建築、風景撮影のクリエイターにとっても特に魅力的だ。欠点は価格で、複雑なガラス素子を採用しているため、同シリーズの他の単焦点レンズよりも著しく高価になっている。
- 良い点:VCMモーターは完全に無音で電光石火の速さ、大口径で高度な光学系を採用しながら軽量、絞りリングを搭載。
- 悪い点:他のVCMレンズよりも高価。
RF14mm F1.4 L VCMは14mm F1.4としてはかなり軽量コンパクトなレンズなので、収差や周辺部の描写などが気になっていましたが、今回の初期レビューでは「驚くほどシャープ」「画面全域で良好」と述べられているので、問題はなさそうですね。
欠点として価格が挙げられていますが、14mmでF1.4という大口径に加えて、高価なBRレンズや蛍石が採用されているので、価格が高くなるのは仕方がないという印象です。
サファリハット
価格以外で欠点はないのでしょうか?
価格も他のVCMシリーズと比べたら高価というだけでスペックには見合ってると思うので明確な欠点とは思えません
つまり現時点では欠点のない小型軽量高性能高画質なレンズという認識です
カーク提督
歪曲補正による切り取り前提でうまく小型化してますね。
歪曲補正のアルゴリズム向上で最近は解像力があまり落ちなくなったとシグマの山木さんが言ってたので、それほど補正の影響はないのでしょう。
Oort
EF14mm F2.8L II USMも定価は30万越えのレンズでしたので、蛍石とBRレンズが入って2段も明るくなった事を考えると価格は欠点にならないかなと思います。