マイナビニュースプラスデジタルに、シグマ山木和人社長のインタビュー記事が掲載されています。
- 山木社長は、交換レンズのトレンドとして「明るいだけでなく、今までになかったような特徴がないと売れない」と指摘。最近は、ソーシャルメディアの影響もあってか、話題になったレンズは一定の売上になるが、一方で話題にならないレンズは売れないという「極端な動き」があるという。
- 個人的なニーズとして聞いてみたのがパンケーキレンズ。この点について、山木社長は「小型レンズは開発している」とコメント。「パンケーキレンズ」という言葉は定義次第ということで、そこまで言い切れるレンズになるかは不明だが、小型化のために画質や明るさを犠牲にするのではなく、「現代のレンズとしてちゃんと使えるものにする」というのが山木社長の考え。
- シグマもスマートフォンレンズの開発はありえるのだろうか? 山木社長は、モバイル向けレンズユニットそのものは市場としては大きいとしつつも、シグマとしてその分野に明確な強みがあるわけではないとして、参入は難しいとの見解を示した。ブランドライセンスによるビジネスに関しても、今はシグマブランドの構築途上であり、ライカのようになるには「まだまだ早い」というのが山木社長の認識だ。
- 「フルフレームFoveon」についても話を聞いた。プロジェクトとしては継続しており、確実な進捗はあるようだ。とはいえ、いまだ技術開発中のままで「(間もなく)製品化とか、勇ましい、いい報告はできない」と山木社長。それでも「昨年から比べると進歩はしていて、問題点は狭まってきている」(山木社長)。その結果、「もしかしたら今年中に次の段階に進めるかもしれない」と山木社長は期待をにじませる。現在は、ピクセル構造に関する技術開発の段階だが、「次の段階」とは実際にフルサイズのセンサーを製造するフェーズを指す。山木社長は「なんとか(フルフレームFoveon搭載カメラを)世の中に出していきたい」と強調する。
- 現在のところ同社のカメラはSigma BFのみだが、生産終了したSIGMA fpシリーズもブースに展示されており、根強い人気をうかがわせた。山木社長自身はfpの生産を継続したかったそうだが、一部の部品の在庫がなくなってしまったことから生産終了を余儀なくされた。山木社長は、今後もSIGMA fpシリーズを継続して開発していきたい考えを示している。
フルサイズFoveonはまだまだ時間がかかりそうですが、それでも着実に前に進んでいるようなので、Foveonファンの方はまずは一安心ですね。
レンズに関しては、最近のリリースは大口径の単焦点が中心になっていますが、小型レンズの開発もしているとのことなので、今後はF値を抑えた軽快に使えるレンズの登場も期待できそうです。
また、カメラはfpシリーズの継続が明言されており、これまでの路線を継承するのか、何か新機軸を打ち出すのかが気になるところですね。
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