パナソニックは「m4/3ならではの魅力を際立たせる新たな提案を続けていく」

CineDに、CP+会場で行われたパナソニックイメージング事業部長のインタビューが掲載されています。

Panasonic LUMIX Interview - S1H Successor, Cinema Cameras, MFT Commitment, and More

  • (FX3やEOS C50、ZRのようなコンパクトシネマカメラについて)
    パナソニックの津村氏は多くのクリエイターが活用するARRI LogC3実装について言及した。そして、「コンシューマー向けとプロ向けAV部門の統合により、シネマカメラはさらに進化していく可能性を秘めている」と、注目すべき発言をした。最後に「この分野を今後も強化していく」と約束したが、具体的な製品名についての言及はなかった。

  • (S1H後継機について)
    津村氏は、「S1Hの後継機を待ち望んでいるという声を多くいただいている」と述べた。しかし、将来の製品ラインナップについてのコメントは控えた。「パナソニックは顧客からのフィードバックに真摯に耳を傾け、映像クリエイターの期待にどう応えられるかを慎重に検討している」と述べている。

  • (S9のEVF搭載について)
    津村氏は、ファインダーで構図を決めるユーザーから「EVF搭載を強く要望されている」と述べ、パナソニックは「より多くのお客様の期待に応えたい」という思いから、小型化とEVF搭載のバランスを検討していると述べた。

  • (マイクロフォーサーズについて)
    津村氏は、Lマウントとm4/3のデュアルマウント戦略をLUMIXの強みの1つで、レンズを含めたm4/3システムのコンパクトさがもたらす機動性とスピードは、今もなお揺るぎない魅力であると述べた。パナソニックは、「m4/3ならではの魅力をさらに際立たせる、新たな提案をこれからも続けていきたい」と意気込みを述べた。

  • (コンパクトカメラについて)
    津村氏は具体的な新製品については言及しなかったものの、「スマートフォンでは実現できない高画質・高性能を提供できる強みを活かし、コンパクトカメラ市場で価値を提供し続けていく」と明言した。

  • (2026年のカメラ市場の見通し)
    最後に津村氏は、市場全体に対する楽観的な見通しを述べた。2025年のCIPA出荷実績は前年比107%となり、世界のカメラ市場は5年連続で拡大すると予測されている。この成長は、新規ユーザー向けのエントリーモデルやコンパクトカメラの需要回復によるものだ。パナソニックは、プロシューマー向けのシネマカメラの堅調な成長と、スタジオオートメーションおよびソリューションを中心としたプロフェッショナルAV分野の安定的な成長に着目しながら、これらの新規ユーザーへの新たな提案を加速させていく考えだ。「カメラ業界には成長のチャンスが多くあり、私たちは数多くの新しい提案をすることで業界の活性化に貢献することを目指している」と彼は語った。

 

パナソニックは最近はm4/3の新製品は少ないですが、「m4/3ならではの魅力を際立たせる提案を続ける」と述べているので、Lマウントでは実現できないm4/3ならではのコンパクトさなどを活かした新製品を期待したいところです。

また、S9に関しては「EVF搭載の要望が多い」「期待に応えたい」と述べているので、次世代機ではEVFが搭載される可能性もあるかもしれませんね。