キヤノンは新しい顧客層向けに開発したコンパクトカメラのラインナップを増やしていく

マイナビニュース+Digitalで、CP+会場でのキヤノン副社長のコメントが紹介されています。

キヤノン、これまでとは異なるベクトルのコンパクトデジカメの開発に意欲

  • コンパクトデジカメの出荷は2年ぐらい前から急回復していて、2025年の出荷台数は240万台ぐらいになったという。そのようななか、(キヤノンの)戸倉氏が着目したのが若年層の動向だ。

    「若年層がスマホとは違うツール(コンパクトデジカメ)を使って撮る楽しさに気づいた。写真だけでなく動画も撮影でき、しかもミラーレスより小さく安い点が評価されている。この流れを見ると、高価なコンパクトデジカメが売れていた時代がもう一度来るのは間違いない」(戸倉氏)

    キヤノンは、2025年秋からIXYやPowerShotなど従来モデルの一部改良版を投入するなど、手持ちのリソースを使ってブームに乗っている。しかし、戸倉氏は既存モデルの"二番煎じ"で商売を続ける気はさらさらない様子を見せた。

    「かつてコンパクトデジカメが売れていたときに使っていた人とは違う層からのニーズが生まれているのは間違いない。そういった層の勢いによって、市場はまだまだ伸びていくだろう。これからは、新しい顧客を見ながら開発したコンパクトデジカメのラインナップを少しずつ増やしていきたい」(戸倉氏)

    戸倉氏の発言からは、これまでとはまったく異なるベクトルで開発した、若者に響くコンパクトデジカメを精力的に出していく、という意気込みが感じられた。

 

キヤノンは「コンパクトカメラが売れていた時代がもう一度来るのは間違いない」と断言しているので、今後も更にコンパクトカメラの復権が進む可能性はかなり高そうです。ただ、「違う層からのニーズ」と述べられているので、今後登場する新型コンパクトは、若者を対象としたこれまでのコンパクトとは方向性が異なる製品になるかもしれませんね。