ツァイスDistagon T*28mm F2は素晴らしい光学性能

LensTip.comにツァイスのDistagon T*28mm F2 ZF/ZKのレビューが掲載されています。

Carl Zeiss Distagon T* 28 mm f/2.0 ZF/ZK

  • 鏡筒はすべて金属製で非常にしっかりとした作り。まったく文句のつけようがない
  • 中央部は絞り開放から37lpmmの並外れた解像力で、絞るとF4とF5.6で47lpmmの驚くべき解像力になる
  • 周辺部の解像力はやや甘くなるが、開放でも30lpmm以上で、キヤノンEF28mm F2.8やニコンのAF24mm F2.8のテスト結果と比べれば良好な性能
  • 色収差はよく補正されていて問題なし。非点収差はほとんどないが、コマ収差は目立つ
  • 歪曲は0.96%のわずかなタル型でこのクラスのレンズとしてはきわめてよい結果
  • 周辺光量落ちは開放で-1.28EVとかなり目立つが、F2.8まで絞れば解消する
  • ほとんど欠点のないレンズで、批判をすることは難しい。素晴らしい光学性能と鏡筒の作りで、高価だが満足できるだろう

 

開放付近からしっかりした画質で、ボケも綺麗ですね。28mmはデジタルの時代になってから、カメラメーカーからほとんど新しいレンズが発売されていないので、設計の新しいこのレンズは貴重な存在だと思います。