ペンタックスK-7のトークライブに参加してきました!

ペンタックスK-7のトークライブに参加してきたのでトークの内容と実機を触った印象を簡単にまとめてみました。

[これからトークライブに参加する予定の方は、ネタバレになるので注意してください]

  •  センサーは画素数は同じだが、全くの新開発
  • K20Dのユーザーは悔しい思いをすると思う。K10Dのユーザーは買い換えたほうがいい
  • マグネシウムボディは微妙なたわみがなく剛性感が高い。静振効果があるのでシャッターの動作音が違う
  • ファインダーは、明るさよりもピントの山・ボケ味をしっかり見せる新開発のスクリーンを採用したため暗くなった
  • K10DとK20Dで連写速度が5コマ/秒行かないかったのは、センサーの読み出し速度がネックになったため。メカ的には5コマ/秒は問題なかった
  • AFはメカ的にはK20Dと同じだが、アルゴリズムを見直して、合焦速度を向上し、暗所での測距精度をアップ。光源によるピントの位置の移動を、ペンタ部の色センサーで自動補正
  • 露出はK20Dの16分割から77分割になり、高輝度のものに露出が引っ張られることが少なくなった
  • シャッター音はショックが少なく軽やかで、K20Dと全然違う
  • DRII は、これまでの"なんちゃってゴミ取り"と違って超音波を使っている。K10D、K20Dはゴミだらけだったが、K-7はレンズ交換してもゴミは全く付かず、ペンタックスのデジカメでは初めての経験
  • 傾き補正は、傾いて撮ってもスっとまっすぐになっていて驚き
  • HDRハイダイナミックレンジは-3EV、+3EV、標準の3コマを撮って階調を広げる機能で三脚必須
  • 構図微調整はシフトレンズのボディ版で、SRを使って微妙な平行移動が可能。三脚を据え付けてから平行移動をするのは大変だが、構図微調整で簡単に動かせる。センサーの稼動範囲は上下左右に1mmずつだが、機械的には回転をさせなければ2mmまで行く。ファームアップで(2mmを)やるかも

 

K-7は本当に機能が盛りだくさんで、解説を聞いただけでお腹いっぱいという感じです。構図微調整は、これまでシフトレンズか大判カメラでなければできなかったことで、三脚派のユーザーには非常に重宝しそうな機能です。しかも回転方向にも微調整できるのはすごいですね。

ゴミ取りはまったくゴミが付かなかったということでかなり期待できそうですが、K10D、K20Dのゴミ取り機能を公式のイベントで"なんちゃってゴミ取り"とはちょっとひどいですね(^^;

実際に触ってみた感じでは、シャッター音は非常に軽快でこれまでのペンタ機とは全く別物という印象です。AFに関しては正直会場でいじっただけでは、あまり違いがわかりませんでした。ライブビューはコントラストAF可能ですが、動画の録画中はAFが使えないようです。