・Could Olympus DSLR's be Getting a New "PMOS" Sensor?
- Advanced Imaging Proに、コダックが最近開発したセンサーに関する興味深い記事が掲載されていた。これは、フリッカーに掲載されていたもので、PMOSセンサーの可能性を示唆するもの
- コダックのPMOSは正反対の極性のシリコンによって構築されており、電子の無い部分が信号を検出する。これは、通常のピクセルと正反対の動作になり、電子を検出する代わりに、センサー上で光との相互作用で電子を作り出す
- このセンサーは高感度性能と、高速性、HD動画に焦点を合わせて開発されており、オリンパスとパナソニックのユーザーにはうれしいニュースだろう。しかし、Live MOSがよりよい高感度性能を約束していたにもかかわらず、キヤノンやニコンに匹敵する能力ではなかったので、結果を待ったほうがいいかもしれない
- これに加えて、サムスンも新しいCCDセンサーを開発していて、このセンサーは通常のCCDと比べて1/10の電力しか消費せず、これは簡単に長いバッテリーライフを実現できることを意味する
このPMOSセンサーの仕組みは管理人もよくわかっていないので、上の訳文の内容は信用しないほうがいいかもしれません(^^;
このコダック製のセンサーがオリンパス(パナソニックも?)に採用されるとすると、フォーサーズ&マイクロフォーサーズ機の高感度性能がかなり向上する可能性があるかもしれないですね。パナソニックからは、裏面照射CMOSセンサーの噂も出てきており、このPMOSとともに今後のセンサーの動向が楽しみです。
zzz
このあたりですかね。
http://www.dpreview.com/news/article_print.asp?date=0802&article=08020602kodaktruesen
http://www.imagesensors.org/Walter%20Kosonocky%20Award/2009%20Stevens%20et%20al.pdf
LiveMOSは確かnMOSだったような気がします。
パナソニックから裏面照射型の噂も出ていて
そっちの方もかなり気になっていますが。
名無し三等兵
PMOSはPチャンネルトランジスタを使ったMOS構造の半導体、NMOSはNチャンネルトランジスタを使ったMOS構造の半導体で、イメージセンサとしては、Live MOSがあります。PチャンネルとNチャンネルの両方のトランジスタを使ったMOS構造の半導体がCMOS(相補型MOS)です。
hk
これがわかりやすいかもしれません。
http://estevens-hkomori.pluggedin.kodak.com/default.asp?item=2179980
うに
通常、CMOSなどFETはP型基板で作るものですが、本文を読むと通常とは逆のSiを~、と書いているのでいまいちよく分かりませんね。
そもそも、フォトダイオードはN,Pの片方のみで構築することはできないと思うのですが、如何なものでしょう。
flipper@管理人
コメントありがとうございます。
>zzzさん
資料のリンクありがとうございます。しかし、これは半導体素人の私にはちょっと難解ですね(^^;
パナソニックの裏面照射型CMOSは私も楽しみです。当面はコンデジのみという噂ですが、マイクロフォーサーズにも搭載して欲しいと思います。
>名無し三等兵さん
正直あまりよくわかっていないのですが、PMOSセンサーはそんなに特殊なものではなく、いくつかあるMOS構造の半導体の1つという理解でいいのでしょうかね。
>hkさん
情報ありがとうございます。PMOSでかなりの低ノイズ化ができ、顕著なクオリティの向上が図れるということで、かなり期待してもよさそうですね。
>うにさん
私には正直よくわからないです(^^;
詳しい方、どなたかお願いします。