・Fuji's upcoming Micro Four Thirds camera
- 現時点では、これは噂であることを覚えておいて欲しい
- 富士フイルムはマイクロフォーサーズの新型機を開発しており、2010年2月のPMAシーズンにマイクロフォーサーズ陣営への参加を発表するだろう
- 富士フイルムの新型機(暫定的にMicro-S10EXRと名付けられている、以下MS10)はフォーサーズ規格の1200万画素EXRセンサーを搭載するだろう
- このカメラは現在の富士フイルムのコンパクトカメラと多くの技術を共有しており、より大きなセンサーを搭載している
- MS10は、オリンパスE-P1とパナソニックGH1の中間的な性格を持ち、センサーシフト型の手ブレ補正と十分な大きさのグリップ、ニコンD5000に似たデザインの可動式液晶モニタ、そして内蔵EVFを搭載する
- ボディは富士フイルムの設計でマウント等を除けば既存のマイクロフォーサーズ機のクローンではない。しかしながら、MS10はマイクロフォーサーズのすべてのレンズを利用することができる
富士フイルムからオリジナルのマイクロフォーサーズ機が登場するということで、この噂が事実ならとても楽しみです。スペック的にはGH1のようなEVF内蔵ボディにボディ内手ブレ補正を搭載した機種になりそうで、オリンパスとパナソニックの"いいとこ取り"の機種になるかもしれませんね。
高感度に強い富士フイルムのEXRセンサーとボディ内手ブレ補正の組み合わせは、夕景・夜景や室内などの撮影で威力を発揮しそうです。
[追記]
この噂に関して4/3rumorsがFT4(=信用できるソースからの情報)を付けているので、ある程度の裏付けのある情報のようです。
マチズモ
EBCフジノンレンズがマイクロフォーサーズ向けに発売されるとしたら、
既存のボディーを持っているユーザーでも
写真がさらに楽しくなりそうですね。
kmgr
興味深い情報ですね。
富士はこれまでもネオ一眼を出してましたが、ネオ一眼と言ってもセンサーサイズが圧倒的に小さいですからね。
今やエントリーモデルでしか使われなくなったCCDですが、4/3サイズのEXRセンサーはどんな画を出してくれるか…。
flipper@管理人
コメントありがとうございます。
>マチズモさん
確かに、フジノンのマイクロフォーサーズレンズが出たら魅力的ですね。パナやオリンパスのユーザーにとっても嬉しいニュースになるかもしれませんね。
>kmgrさん
EXRセンサーはコンデジ用の小さいサイズでも結構綺麗な画像が出ていたので、これがフォーサーズ用のセンサーになったらどのような画像が出てくるのか楽しみですね。
COLE
F200EXRでは画質が物足りない、DP2では暗い時が辛い、
ということでマイクロフォーサーズを買い足すかな?E-P1にしようかGF1にしようかと悩んでいたところなので本当なら嬉しいのですが、
EXRのDRモードは2つ一組の画素の片側のシャッター速度を変えているわけで、フォーカルプレーンシャッターでは実現が難しいように思います。
そこを解決できたのでしょうか?
レンズ固定式ならレンズシャッターが使えますが。
flipper@管理人
COLEさん
コメントありがとうございます。
このMS10が事実なら非常に面白い展開になりそうで、私もとても嬉しいです。
センサーは、そのままサイズを拡大するだけというわけにはいかなそうですね。DRモードは4/3の大きなセンサーでぜひ使ってみたいので、なんとかして欲しいところですね。
まる
富士のハニカムファンなので、1眼デジが発売されることは喜ばしいことです。
しかし、本当にマイクロフォーサーズ?
APS-Cでのコンパクト機がライカからも出たり、S5Proがニコンマウントであることを考えると、今更フォーサーズと言われても・・・
どちらにしても噂で終わらずに、発売してもらいたいですね。
シーカーサー
COLEさん。シャッター速度を変えているのではなく
露光時間を電気的に変えているはずですよ。
flipper@管理人
コメントありがとうございます。
>まるさん
今日出た新しい情報で4/3rumorsが富士のマイクロフォーサーズ参入に太鼓判を押していたので、事実なのかもしれませんね。個人的には、富士はコンデジオンリーで行くのかと思っていたので、マイクロフォーサーズでも嬉しい展開です。
>シーカーサーさん
電気的に変えているということは、マイクロフォーサーズでも無問題ということでしょうかね。
COLE
シーカーサーさん、管理人さん、ご返事ありがとうございます。
続報も出ていますので私の心配は杞憂のようですが、私の知識の確認として。
露光時間を電気的に変えるというのは、シャッターが閉じる前に露光を終わらせていると思っています。
#ここが間違っていたらこの先の話は無意味ですが。
レンズシャッターの場合、シャッターが開くのは受光素子の何処でも同時ですから、露光を電気的に終わらせるタイミングも同じで構わないのですが、
フォーカルプレーンシャッターの場合、シャッターの走りに応じて露光開始のタイミングが異なりますから、露光を終わらせるタイミングもシャッターの走りに合わせて一列ずつ変えていかなければならないはずで、難しそうに思ったのです。
このことをもっと調べようと思って「EXR シャッター」で検索したらこのブログの私のコメントが一番上に出てきました(笑)
訪問者が多いブログなので上位に来るのでしょうね。
シーカーサー
富士のEXR技術紹介サイトに次のように記述されています。
こうした問題を解決するために、1回のシャッターで電気的に露光時間を調整した高感度(Side A)と低感度(Side B)の2つの画像データを抽出するという「Dual Exposure Control(デュアル・エクスポージャー・コントロール)」技術を採用。