キヤノンはミラーレス機を投入する計画はなく、APS-Cズームコンパクトカメラに注力?

Canon Rumorsにキヤノンのミラーレス機やコンパクトカメラに関する噂が掲載されています。

Micro Canon[CR1]

  • キヤノンがマイクロフォーサーズ陣営の競争相手になる可能性についての情報を受け取った
  • キヤノンはミラーレス機について研究をしているが、市場にすぐにミラーレース機を投入する計画はなく、また、マイクロフォーサーズ陣営に参加する計画もない
  • キヤノンの興味は、新型のシステムではなく、APS-Cセンサーを搭載したズームコンパクトカメラにあるように思われる。ライカやシグマはAPS-Cコンパクトを出しているし、ニコンも恐らく同じような製品を投入してくると噂されている
  • マイクロキヤノン(※キヤノンのミラーレス機のこと)のもう一つの問題は、3番目のレンズの規格が必要になることだ。EF-SやEFではE-P1サイズのカメラには大きすぎるだろう。キヤノンが本当に新フォーマットに参入したいと思うだろうか?もし、新しいフォーマットを作るなら、中判のほうがずっと望ましいだろう
  • KissシリーズにEVFを付けた小型機を期待するかもしれないが、ミラーボックスを取り外さなければEP-1やGF1のように小さくはならないだろう

 

2009年9月のBCNランキングによると、EOS Kiss X3が販売台数シェアの31.3%(2位のD5000は10.0%)というダントツの売れ行きを示しているので、エントリーモデルがこれだけ売れているなら、キヤノンはミラーレス市場への参入を急ぐ必要はないと考えているかもしれませんね。

それから、この記事に出ているキヤノンのAPS-Cコンパクト機が気になるところです。ここではズーム搭載となっているので、ライカX1やシグマDP1/DP2の対抗機ではなく、PowerShot Gシリーズの後継機のようなポジションになるんでしょうかね。発表は来年と噂されていますが、詳細な情報が出てくるのが楽しみです。