PhotoReviewにニコンAF-S Nikkor 24mm F1.4Gのレビューが掲載されています。
・AF-S Nikkor 24mm f/1.4G ED Lens
- 鏡筒の作りは期待通りのクオリティで、仕上げも美しい。フォーカスリングは1/4回転を超える範囲でスムーズに回転する
- 解像力はどの絞りでも一貫して高く、素晴らしい性能。解像力がベストになるのはF2.5からF11の間だが、F16でも解像力は維持されている。開放付近では四隅に甘さはあるが比較的小さなレベル
- 倍率色収差は周辺部でも0.011%以上にはならず("無視してよい"と"低い"の値の境界は0.04%)、野外での実写テストでは色ズレは見られなかった
- 周辺光量落ちは、大口径の広角レンズとしては驚くほど小さく、F1.4ではいくらかの周辺光量落ちがあるものの、F4まで絞れば解消する
- 逆光耐性はフレアによるコントラストの低下もなくとても良好。歪曲は広角レンズとしては非常に小さい
- このレンズの強みは風景と建築写真だ。風景や建築写真を撮るための大口径広角レンズが欲しい人や、高解像力が必要な人は購入するべき。最短撮影距離は25cmで接写にはやや不向きなので、マクロ性能が必要な人や、汎用性を求める人には向かない
サンプルはすべて縮小画像なので解像力などの画質はよくわかりませんが、レビューを見る限りでは、ニコンの最新の高級単焦点レンズだけあって鏡筒の出来も光学性能も、文句のつけようがない仕上がりになっているようです。高価なレンズですが、価格だけのことはあるようですね。
tama
14-24mm F2.8のテレ端24mmもトータルに評価は高いようですが、やはり単焦点として、このレンズが勝るのでしょうかね?