α900後継機のEVF・OVFの選択は慎重に見極めているところ

デジカメWatchに、フォトキナで行われたソニーの勝本事業本部長へのインタビューが掲載されています。

【フォトキナ】トランス・ルーセント・ミラーテクノロジーをさらに磨く

  •  トランスルーセント・ミラー・テクノロジーは予想以上に好評。アドバンストモデルもトランスルーセント・ミラー・テクノロジーを元に開発する。この技術を7系ユーザーが満足できるものへと仕上げる
  • アドバンストモデルは、α55を超えるものが作れる技術、デバイスが登場したときに出す
  • α900は顧客層が光学ファンダーを好んで選んでいる。小型軽量化を求める声も大きくなっているので、将来の製品については、EVFが良いかOVFが良いかを慎重に見極めているところ
  • フルサイズはαだけで使うと決めているわけではない。技術的にはNEXにもフルサイズセンサーを搭載することは可能
  • Aマウントのレンズは動画にも対応する必要があるので、やや慎重になっている。動画対応を含めたリニューアルも必要だと考えている
  • αのOVFモデルは、海外でのα560、α580の反応を見て判断していきたい。α900は光学ファンダーを愛しているユーザーが多いので、それを大事にしていきたいという気持ちがある

 

以前お伝えした海外のインタビュー記事と一部内容が重複していますが、ソニーの今後の方針がとてもよくわかる興味深い内容のインタビューになっていますね。

α700後継機は、新型EVFの開発待ちと言ったところでしょうか。また、α900後継機は、OVFにするかEVFにするかソニーの中でもまだ検討中のようですが、OVF派のユーザーを大事にしていきたいということなので、OVFが採用される可能性もかなりありそうですね。

あと、海外のソニーからも発言がありましたが、ここでは勝本氏自ら「NEXにフルサイズセンサーを搭載可能」と明言していますね。商品化するかどうかは未定のようですが、とても楽しみな話だと思います。