ソニーの次の新機種には新開発のより高性能なEVFを搭載する

FOCUS NUMERIQUEに、ソニーの勝本徹氏のインタビューが掲載されています。

Interview équipe Sony Japon

  • (なぜEVFを選択したのかという問いに対して)透過光ミラー機には、動画や連写などのいくつかのアドバンテージがある。α33とα55の発売後、その評価は我々の予想よりも肯定的なものだった。それに加えて、我々はより高性能なEVFを開発しているので、次の機種にもこのタイプのファインダーを採用することを決定した。
  • (光学ファインダー機はなくなるのか、EVF機と併売するのかという問いに対して)まだ決定していない。特にフルサイズ機に関しては決まっていない。EVFは光学ファインダーに匹敵するようになると考えているが、フルサイズ用の非常に高画質な光学ファインダーを考えると、それは近い将来ではないだろう。
  • (シャッターレスのカメラは作れないのかという問いに対して)正直に言って、2010年末時点では、我々はメカニカルシャッターをなくすような技術を持っていない。たぶん、今後数年は実現しないだろう。
  • (ソニーはLX5やP7000のようなハイエンドコンパクトを作らないのかという問いに対して)作ります!このタイプのカメラに非常に多くの要望がある。私の担当ではないが、ハイエンドコンパクトは必要だと考えている。

 

仏→英の自動翻訳を使っているので、細部に誤りがありましたらご容赦願います。これまでの噂にもあったように、ソニーは次の新型機(α700後継機=α77のこと?)にEVFを採用することを決定しているようですね。新型EVFを開発中ということなので、ファインダーの画質の向上が期待できそうです。

ただ、勝本氏もEVFがすぐにα900のOVF以上の画質を実現するとは考えてはいないようで、フルサイズ機にEVFを採用するかどうかはまだ未定のようです。今後のEVFの進化の度合いを見ながらどちらを採用するか判断すると言った感じでしょうか。