パナソニックLX5は画質に関しては旧型のLX3から変わっていない

TrustedReviewsに、パナソニックDMC-LX5のレビューが掲載されています。

Panasonic Lumix DMC-LX5 Review

  • 液晶モニタはLX3と同じようで、パナソニックは明るい場所で大幅に見やすくなっていると主張しているが、改善の度合いは極めて小さなものだと言わなければならない
  • 手ブレ補正は、Mega OISからより効果の大きいPower OISにアップグレードされている。Power OISは3.5段分の効果をうたっている
  • AFシステムはLX3と同じものだが、これは現在でも最も高速なものの一つで悪くない。低照度下でのAFの性能は今でも傑出している。AFアシストランプは少し暗いが、真っ暗でも数メートル先にピントを合わせることができる
  • 大きな疑問はLX5の画質がLX3の伝説的な画質に匹敵するのかどうかということだが、これは条件付きの"イエス"だ。新しいレンズはLX3のものと同じくらいよいレンズで、歪曲が少なく四隅まで極めてシャープだ。ディテールも素晴らしく、色再現性もほとんど完璧
  • ノイズに関しては、若干残念だった。ISO80-400ではLX3と同じ素晴らしくクリアな画質だが、ISO800以上ではノイズが多く、驚いたことにLX3よりも少々悪い。新しく追加されたISO6400とISO12800では芳しくない結果だ
  • 2年も待ったことと改善されたセンサー、画像処理エンジンを考えると、結果は正直言って少し残念なものだった。画質はコンパクトとしては素晴らしいが、レンズを除けばLX3からの進化は少ない。ズーム域の拡大は歓迎だが、画質に関しては旧型のLX3から変わっていない

 

LX5は操作のレスポンスや利便性は改善しているようですが、肝心の画質は旧型から変わっていないというやや辛口の評価になっています。

LX5ではレンズのズーム域が拡大しているので、LX3と同等の画質をキープしていれば上等なのかもしれませんが、マイクロレンズの追加等で色々と手を加えたはずの高感度がLX3よりも悪くなっているというのは予想外の結果ですね。