シグマSD1のセンサーはノイズとダイナミックレンジの双方を現行よりも改善する

dpreviewに、シグマ社長の山木和人氏のインタビューが掲載されています。

Exclusive: Sigma and Foveon discuss the forthcoming SD1 (dpreview)

Sigma SD1 will not capture video, future models may (Photo Rumors、dpreviewのまとめ)

  • dpreviewにシグマの山木和人社長のインタビューが掲載されている。インタビューは、かなり技術的なものだが、以下はいくつかの興味深い点だ
     
    • シグマSD1は動画機能を搭載しないが、将来のモデルでは動画も搭載されるかもしれない
    • シグマはカメラの全部を自社で製造することができ、外部の製造業者に委託することはない
    • 開発の過程ではセンサーの改良と、画像処理の改良の二つの課題がある。我々は、ノイズとダイナミックレンジの双方を旧世代から改善することを保証することができる。しかし、どれだけ改善されるかはまだ言えない

 

dpreviewの原文は技術的な内容が延々と記載されているので、Photo Rumorsのまとめから引用しました。

動画機能はあればもちろん便利だとは思いますが、Foveon搭載機に他社中級機のような汎用性を求めているユーザーは少ないと思うので、あくまでも画質最優先で究極の高画質を目指して欲しいと思います。

SD1のセンサーでは大幅に高画素化されるにもかかわらず、ノイズとダイナミックレンジの双方を現行のFoveonから改善すると明言しているので、SD1では高画素かつピクセル単位の画質も高画質という理想的な画像を得ることができるかもしれませんね。来年春(?)の発売が楽しみです。