GH2とEOS 60Dのよる動画の画質の比較ではGH2が全ての面で良好

EOS HDに、パナソニックGH2とキヤノンEOS 60Dの動画の画質の比較レビューが掲載されています。

First look - Panasonic GH2 versus Canon 60D

  • 2010年11月はキヤノンがパナソニックとのデジタル一眼の動画の画質勝負で負けた月のようだ。
     
    • GH2は高感度で優っている。
    • GH2は1080pモードでキヤノンよりも解像力とディテールでほとんど2倍近く解像している。
    • GH2の色とダイナミックレンジはキヤノンと同等で、GH1で見られたバンディングの問題は解決している。
    • GH2は60Dで見られる深刻なモアレとエイリアシング(画像のギザギザ)の問題が発生しない。
  • 60DはKiss X4や7Dと同様、GH2よりも1年古いセンサーと2年古い画像処理エンジンを搭載しているので、キヤノンが負けても驚きはない。このテストの結果が実写にも当てはまるのだろうか? 大画面での鑑賞では違いは顕著だが、小さな画面では解像力やエイリアシング、モアレそしてノイズの違いは目立たなくなる。
  • GH2は動画の画質の全ての面ではっきりと60Dよりも良好だ。これは最初の印象で、最終的な結論ではない。しかし、画像を見れば明らかだ。

 

スチルの画質の比較では、最新のAPS-C機が相手だと一歩遅れを取ることが多かったGH2ですが、動画の画質では60Dにかなり大きな差を付けているようですね。動画から切り出したサンプルを見ると、確かに、解像力やノイズなどの点でかなりGH2が上回っているように見えます。

キヤノンは次のDIGIC Vで動画の画質を改善してくるでしょうし、また、以前のインタビューでコントラストAFの高速化の目処が付いているという主旨の発言もあったので、動画に関しては来年の新型機でのリターンマッチに期待したいところですね。