パナソニックGF2はスチルの画質に関してはGF1とほとんど同じ

PHOTOGRAPHY BLOGに、パナソニックDMC-GF2のレビューが掲載されています。

Panasonic Lumix DMC-GF2 Review

  • GF2のボディサイズはNEXほど小さくはないが、フラッシュが内蔵されていることと、マイクロフォーサーズの小さなレンズを考慮すれば両者は同等。GF2に14mm F2.5を装着すると、キヤノンのPowerShot G12やニコンのCOOLPIX P7000よりも小さく、LX5と同じくらいの大きさ。
  • 洗練されていて直感的なタッチスクリーンは、まだ万人の好みに合うわけではないが、より多くの顧客にコンパクトカメラ以上のシステムをアピールする助けになるだろう。
  • 大きな変更として1080iの動画の採用がある。外部マイク端子や絞りやシャッターのマニュアルコントロールなどの機能は搭載されていないが、画質の面では(パナソニック機では)GH2の次いで2番目に位置する。
  • スチルの画質に関しては、GF2は旧型と同じセンサーを採用しているため、画質は実質的にGF1と見分けがつかない。
  • 高感度ノイズ性能もGF1と非常によく似ている。ISO100-400は良好な画質だが、ISO800からはノイズが見え始める。ISO1600では更にノイズが増えディテールが失われ始める。ISO3200はかなりノイズが目立つがそれでもまだ実用に耐える。新しく追加されたISO6400はノイズが多すぎて非常用だ。暗所ではAPS-C機には完全には対抗できない。
  • 色再現性は正確で、オートホワイトバランスも多くの場面でぴたりと決まる。
  • GF1ユーザーにとって、GF2は同理にかなったアップグレードではないが、GF2はパナソニックとコンパクトシステムのカメラマーケット全体を大きく飛躍させるのにふさわしいカメラ。大いに推薦。

 

総合評価は5点満点で4.5点とかなり高い評価になっています。基本的な画質は高感度を含めてGF1とほぼ同等ということで、フルHD動画が必要でなければGF1ユーザーは急いでGF2に買い換える必要はなさそうですね。

とはいえ、14mm F2.5と組み合わせるとGF2はかなり小型化している印象で、店頭でのNEXに対する(大きさ勝負での)戦闘力はかなりアップしているのではないかと思います。