キヤノンが新方式の手ブレ補整を搭載した交換レンズの特許を出願中

エンジニアの嗜みに、キヤノンの電気光学素子を使った手ブレ補正システムに関する特許の情報が掲載されています。

・Canon 電気光学素子を用いた 300mm F4 の特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • キヤノンが300mm F4の単焦点レンズに関する特許を出願中。描写が高性能であるばかりでなく、電気光学素子を使用することによって、高度な手ブレ補正を実現。
  • 電気光学素子とは、電気を流すと屈折率が変化するレンズ。レンズの屈折率が瞬時に変化する為、三脚や車載カメラ等の高周波のブレにも対応できる。

 

キヤノンのISは、1995年に75-300mm ISに搭載されて以来少しずつ進化してきましたが、ここにきて大きく進化するんでしょうか。この特許にある「電気を流すと屈折率が変化するレンズ」は、手ブレ補正以外にも様々な用途に応用できそうで、とても楽しみな技術ですね。

また、この特許は新型の300mm F4に組み込まれているということで、EF300mm F4L ISがリニューアルされる可能性もあるかもしれませんね。

新型の300mm F4は光学性能も優秀のようなので、実際に製品化されれば、ISだけでなく描写性能にもかなり期待できそうです。